
今巻の表紙は、死神のロナルド・ノックス。
アニメではお馴染みだった赤毛の彼もまだ単行本表紙を飾ってないのに、
後輩が先を越しました(笑)
死神では、ウィルが以前表紙になって以来の2人目ですね。
恒例のカバー下の絵も、今回も笑えました(笑)
みんな面白いけど・・・
セバスのこのキモさがまた何ともいえない(笑)
さてさて。
単行本だからって事で、
ガッツリネタバレ感想いきたいと思います。
まだ読んでない方、知りたくない方はお気を付けを!
前巻から始まりました、豪華客船編の続きです。
黒執事史上、(今の所)最もグロテスクな内容となっております(笑)
“バイオハザード”を思わせる内容といえば、
ある程度状況が伝わるでしょうか?
セバスもいつも以上に悪魔的でした。
普段のスタイリッシュな戦闘より、ワイルド(獣的というべきか)な戦闘です。
ゾンビのようなものたちとロナルドを相手に大忙し・・・
と思ったら!!!
原作ではとってもお久しぶりなグレルも登場DIE☆
ロナルドとグレルを相手に、さすがのセバスも大苦戦。
セバス曰く『感じ悪いイマドキの子供』な小賢しいロナルドと、
戦闘能力トリプルAなグレル相手ですからね。
しかも、坊ちゃんとリジーというお荷物もありますし(笑)
浸水まで始まる豪華客船上で、水も滴るイイ男なセバスの奮闘も楽しいですが・・・。
いや。
もう・・・。
今回は、個人的には意外なキャラに持っていかれました!!!
以前、枢先生が、ご自身のブログ上で『可愛いだけじゃないエリザベス』がどうこう
というような話題をされていたんですが・・・
セバスを筆頭に、何かと面倒くさいキャラの多い黒執事ですが(笑)
面倒くさいながらも、味があったり癖が強かったりでみんな楽しいんだけども、
実の所、私、エリザベスだけはちょっともう・・・
ぶっちゃけ、コイツ・・・いる?くらいな(笑)
いちいちウザくて好きじゃなかったんですけども。
今回で、かなり印象が好転した!!(←単純ですんません;)
何、この子!!
めっちゃカッコイイんですけど!!!
シエルが哀れなくらい(笑)カッコイイんですけど!!!
完全もやしっ子なシエルより、めっちゃ頼りになる!(笑)
稀代の天才剣士 なんですって!!
二刀流ですよ!!
身のこなしもスゴイですよ!!
囲んでたゾンビをひとりで一掃しちゃいましたよ!
助けようとしてたセバスもビックリだし、
シエルもぽっかーんですよ(笑)
あ~びっくりした~。
この子にこんな隠し玉があったとは・・・。
そうか。
こうなってみたら、それもそうよねって思える。
だって、あの母の娘にして、ヘラヘラとした可愛いレディなだけであるはずがないよね(笑)
一家そろって剣豪だし・・・。
そういや、途中でフランシス(リジー母・シエル叔母)が
『あの子は必ず婚約者を守り抜く』って言ってたけど・・・
アレ、シエルに娘を託した言葉ではなく、
リジーがシエルを守り抜くって意味だったんだな。
(何かスゴイ納得/笑)
最後にリジーが
『女王の番犬の妻!』って言ってるのも一瞬ちょっとびっくりしたけど、
考えてみたら知ってて当たり前か。
母親のフランシスは、シエルパパの妹だもの。
いや~。
ずぶ濡れのセバスにときめいて、
グレルの再登場に微笑んで、
ロナルドとグレルのアホなやりとりに笑って・・・
いつもながらに、内容濃くてたくさん楽しませてもらいましたが、
最後にリジーが飛び道具出した感じですよ(笑)
次巻は12月。
今からもう、続きが楽しみで仕方ありません♪
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