くだらない話 その参

くだらない話　その参　（ちょい怖）


それは半年ほど前。
爺ちゃんが免許の更新の為の教習に出かけた。
７０歳を過ぎているからね。受けなければいけないのです。

「今日どえりゃあ珍しい人にあった」
「だれー？」
「○○さんだがや～。１年ぶりだったモンでお互いわからんてよ～」
「え？？親友ほど長い付き合いの○○さん？」
「ほーだがや～」
「え？え？ほんとにっっ！？わからんかったの！！」
「俺が見覚えあったモンでジーッと見とったら、お宅知った顔だけど誰だったかなも。ッて言われてよ～」
「え！！○○さんもわからんかったの！？うそだー！！」
「１年ぶりだでよ～そんなもんだわさー。お互い！！」
「・・・・・・・・　・・・・・・・　うそでしょぉ・・・・・信じられん！たったの１年だよー。何年の付き合いだのっ！」
「どえりゃあ年くってござったわー。誰だかわっかれせんてぇ」
「そ、そ、そんなこと・・・・お互いだで仕方ないけど・・・・・・ホンで教習合格？」
「オー俺も○○さんも問題無しだわ♪」
「うそぉぉー。あぶないっっ。なんかいかんような気がする。」

たった一年会わなかっただけなのに・・・・・
くだらないけどちょっと怖いっっ。



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