オール京田辺綴喜メモリアル行動2021
今年のメイン企画は元小浜市総務部長の中西武司さんのお話しでした。
新型コロナ感染防止策をしっかりとりながら50人が参加しました。
福井県嶺南地域には15基の原発が林立する中、若狭町と小浜市にだけは原発がありません。
若狭町は海岸線が短く、地盤も原発に向かない、
しかし小浜市は海岸線も長く地盤も問題ない。
関西電力は早くから小浜市にも原発を作りたいと狙い、地元政界でも誘致の動きが何度もあったそうです。
それをはねのけたのが住民の過半数もの署名を集めた市民の力と、
「過半数の市民の反対があるのなら」と誘致を断念した市長や
「たしかに原発を受け入れれば財源が来る、しかし財源をとるか、豊かな市民の心をとるか、
私は市民の豊かな心のほうをとりたい」と述べた市長など、
歴代市長の英断があったそうです。
多くの雇用などをもたらす電力会社や推進派への義理立ては、
やがては安全性に対する疑念にすら住民自らが口を閉ざすことになるのが「原発村」。
しかし、小浜の市民は、その巨大な力と向き合い、ノーを貫きました。
そして市内で誘致を推進した勢力にも、そうした民意に耳を傾ける良識がありました。
マジシャン中村さんのマジックショーも楽しかったです。
タネも仕掛けもちょこっとある!
高橋和子実行委員から閉会ごあいさつ
そして最後にみんなでメモリアルアピール!
今年はメモリアルウオークはなしで、国道307号線交差点でサイレントスタンディング。
目立ってました‼
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