放射能汚染水の海洋放出方針決定に抗議し、断固撤回を求めます
本日、原発ゼロプログラムの会と共同で、菅義偉内閣総理大臣と梶山弘志経済産業大臣あてに抗議文を送付しました。
送付先:内閣総理大臣 菅 義偉 様
[FAX 番号] 03-3581-3883
[電話番号] 03-5253-2111
経済産業大臣 梶山 弘志 様
[FAX 番号] 03-3580-0879
[電話番号] 03-3501-1511
2021年4月14日
内閣総理大臣 菅 義偉 様
経済産業大臣 梶山 弘志様
放射能汚染水の海洋放出方針決定に抗議し、断固撤回を求めます
政府は4月13日、東京電力福島第一原発で発生する放射能汚染水を処理した後に残る高濃度トリチウム(3重水素)を含む汚染水の処理方法に関し、関係閣僚会議を開き、海洋放出とする方針を正式決定しました。
2年後を目途に第一原発敷地内から放出に着手し、残留するトリチウムの濃度を国の基準の40分の1未満に薄め、風評被害には東電が賠償対応するという内容ですが、到底容認できるものではなく、厳重に抗議するとともに断固として撤回を要求します。
放射性物質の自然界への排出は安全性の問題からも最大限の努力をして避けるべきです。同時に、また風評被害の問題も、ただでさえ大きな打撃を受けている全漁連の「断固反対」との表明があるように、地元住民や漁業関係者の意見は重要です。絶対に無視したり、軽視して強行すべきではありません。
国と東電は なお、安全性の問題とともに住民の健康と生活を最大限に尊重し、当面、汚染水の管理・保存の継続的体制を取るべきです。
私たちは、原発ゼロ(廃炉)、再生可能エネルギーへの転換、放射線被害の根絶を求めるものとして、汚染水海洋放出の方針に抗議し、以上の点をふまえながら、政府決定を撤回するよう強く求めるものです。
原発ゼロプログラムの会
オール京田辺綴喜メモリアル行動実行委員会
代表 大植 登
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