山陰本線・「馬路駅」を訪ねた。此処馬路駅も「田儀駅」や「波根駅」と一緒で、地図で確認すると、海岸に最も隣接している「駅」で在ることが判る。
海岸に近い事で、ホームから雄大な日本海が望めるかも知れないと期待をしてしまうが、駅前には民家が密集していて、案外海が見えない物である。確かに、駅は人の集まる所に建造する。其れに此処「山陰線」は、冬の強風を遮る為にも駅前の建物は防風の役目も果たしているのだろう。
ホームには「上り出雲行き」が「下り急行」通過待ちの為停車していた ホーム中央に待合舎が在った
この「馬路駅」以前木造駅舎が在ったそうだが、今は取り壊されホームしか残っていない。考えて見れは「山陰本線」と言っても、全ての駅に「駅舎」が在るわけなく、この馬路駅の様にホームしか残っていない駅も沢山在る。それはまるで遠い昔から記憶にある「ローカル線」の素朴さを思い出させる~(^。^)
一頻り、ホームを端から端まで歩いて見た後、次は徒歩で「浜」まで出てみた・・因みに徒歩数分で浜に出れる~
夏の終わり・・人影の少ない砂浜は、何処か「祭り」の後の淋しさに似ている・・
この真っ白な砂浜~鳴き砂の「琴ヶ浜」と聞いて、ご存知の方も多勢居られるでしょう。日本で発見されている「鳴き砂の浜」は現在200ヶ所は在るそうですが、浜全体音が鳴る浜は、「日本三大鳴き浜」と言われる、宮城県の「十八鳴き浜」 京都府「琴引浜」 そして此処島根の「琴ヶ浜」で、因みに「キュキュ」と一番大きな音が出るのはこの「琴ヶ浜」だそうです。
それにしても夏の終わりの海景色・・人影も少ないせいだろうか?少し淋しく目に映るが、真っ白な砂と真っ青な空のコントラストがとても鮮やかで、確実に近づく「秋」を感じた~♪~(^^♪
『追伸 最初、中々音が鳴らなかったが、数メートル歩くうちに慣れてきたのか?キュキュっと、心地良い音が鳴った。其れが嬉しくて何時までも歩いていた男・西風だった・・α~ (ー.ー") ンーー』