道・・とても長閑な田園の中を一本の道が通っている・・その道(県道25号)を北方面“帝釈峡”に向かって走っていると、途中右手に立派な“木造校舎”を発見~
透かさず車を止めて、その学び舎に近づくと~『2001年3/18ありがとう牧小学校』~と、校舎に大きく張られた看板が目に付く~其の時初めてこの学校は「休/廃校」なのだと知った。因みに校名は『神石町立牧小学校』。
2001年(H13)休校 10年経った現在も休校中の神石町立牧小学校
校庭から暫し校舎を眺めていると、やはり木造校舎特有の温かいオーラを放っている。其れに地元の方達に愛されているのだなと感じさせる、手入れの行き届いた美しい学び舎だ。
裏手に周って、小高い丘から校舎裏を望むと、二階建てのその舎から「渡り廊下」が目に付いた。その廊下の先には丘に建つ舎に続いていて、結構大きな木造校舎だという事が伺える・・
校舎裏 渡り廊下が印象的 左奥に木に隠れた第一中学校の屋根の一部が見える
丘からその校舎の先を見ると、何と道路を挟んだ向かいの丘にも、木造校舎を発見~勿論、此処にも立ち寄ってみる。
反対側の小高い丘の上に佇む木造校舎はどうやら中学校だったらしく、地元の方に話しを伺うと1968年(S43)に学校統合の為、廃校になった『神石町立第一中学校』だと知る。
現在は“菓子会社”の“あられ製造工場”として利用されていて、働く人たちが目に付いた。
小学校裏手の丘から見る、神石町立第一中学校 1968年(S43)統合の為廃校 現在“あられ製造工場”
昨今 全国的に休/廃校になる校舎も多く、それに伴い解体される学び舎も多い。何れにせよ、こうして“舎”の姿を留めながら、残りの余生を送ってくれる事は嬉しく思う。 因みに以前、「休校と廃校の違い」をUpさせて頂きました。↓の記事をご拝読頂ければ幸いです。
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