西風~年がら年中真っ黒け~!

162/校庭を駆け抜ける風が心地良い~津浪小学校~(^。^)

少し高台の道路脇に車を止め、其処から校舎・校庭を見渡すと・・あれ?ここ現役の小学校だと聞いていたけど・・人の居る気配が無い・・知らない間に閉校したのかな?・・なんて少し戸惑っていると、丁度近くに居た方にその旨尋ねる。先日「日曜参観」があり、本日はそのイベントの振り替え休日だと教えてくれた。

その方はどうやらこの学校関係者らしく・・私が、写真を撮りたい事をお話しすると、「今日は校長も出ておられますので職員室に行かれたらいいですよ」と、笑顔で答えて下さった・・・

A1_2

 国道191号~津浪交差点を東に右折して、なだらかな坂道を登って行くと、石垣棚田が目に付いた~未だ この時は本格的に田植えは始っておらず、それでも各田には水が張られ、一枚々の水田がまるで「鏡」のように輝き、とても綺麗だった。

此処は加計町津浪地区~この地に現役木造校舎が在ることは前から知っていたが、なかなかタイミングが合わず・・本日やっと訪ねる事ができた。校名は「加計町立津浪小学校」~現役の木造学び舎である。

周りの石垣棚田の景観を楽しみながら、其れこそ徐行スピードでゆっくり坂道を登っていく・・T1_2 暫らくすると右奥の方に白い「学び舎」らしきものを発見~透かさずその「舎」の方向に車を向けて、学校が見渡せる少し高台になった所に車を止める。其処から校舎・校庭を見渡す・・・校舎前には樹齢どれくらいだろう?立派な・・本当に立派な「桜樹」が、目に付く~

 「其処の入り口から行けますよ」と、指を差して教えて下さり早々職員室を訪ねる~「校長先生」が笑顔で接してくださり、学校のお話しをして下さった。勿論、写真を撮る事にも快く承諾下さり、とても感謝した~(^。^)

校庭から、「舎」を撮って居る時~山から丘へ、そして棚田を通って校庭の桜の枝を揺らしながら駆け抜ける「風」・・その一連の風の流が頬に当りとても心地良い~何時までもこの校庭に身を置いていたい気持ちにさせられる。

 周りを「石垣棚田」の田園に囲まれた「学び舎」~そんな環境の中で「学び」、そして「遊ぶ」児童達は本当に幸せだなと思った~街からもそう遠くなく、此処から市内に通勤する方も居られるそうで、其れを聞いた時、この近くに在る「JR津浪駅跡」を思い出し、03年「JR可部線」が廃線になった事が悔やまれる。

T4_2 さて、今回も素敵な「学び舎」に出会えました~何時も言いますが、「木造校舎」って、言葉では言い表せない、不思議な温かいオーラを放っています・・何時訪ねても大きな心で向かえてくれる懐の深い温かさを感じます~勿論、「廃校/現役」に限らず同じ感じを受けます。其れはきっと「学び舎」達が、何十年と永きに渡り「子供達」を見守ってきた、優しさや温かさと言った精霊達の「オーラ」なのだと思います~ヾ(´ー` )ノ

 津浪小のH校長先生 そして子供教室の先生 その節は色々有難う御座いました~この場を借りしてお礼申し上げます~本当に有難う御座いました~m(__)m 

『追伸 津浪小の校庭に在る巨木は最初「楠」だと思っていたのですが、どうやら「桜樹」で樹齢60年以上は経っているそうです~できれば来年、桜の開花時期に再び訪ねたいですね~ヾ(^^  )   今回他に訪ねた学び舎 2「戸河内町立松原小学校(廃/木造)」 3「戸河内町立松原小学校小板分校(廃/木造)」 4「元・加計青少年の家/保育所後を再利用(廃/木造) 以上4舎』

『画像 ①校舎前にはとても立派な桜樹があり樹齢約60年以上だと知る ②歴史を感じる校門 校舎入り口に子供たち手造りの可愛い「校札」がかけてあった ③周りを山に囲まれ、見事な「石垣棚田」が連なるこの地に「加計町立津浪小学校」は在ります 』 

 

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