この「木造学び舎」を訪ねたのは、2009年（H21）1月中旬だった・・この日は確か、一日雪が降り続き、お日様が一度も顔を覗かせることは無かったように記憶している。
雪の三江線「宇都井駅（uzui）」を撮り終えた後、国道３７５を北に・・途中、都賀地区から峠道（県道55）を東に向かって暫らく走ると、左手に雪に覆われた木造校舎が見えてきた・・
「旧・赤名町立谷小学校」 道路側から望む。２００５年（H17）３月統廃合の為（赤名小学校と統合）閉校 現在地域の「公民館」として再利用されている。
積雪1m位だろうか？正門が完全に雪に覆われていた・・
積雪の中、何とか学び舎に近づいて観察。よく観ると２階教室からグランドに繋がる「滑り台」に気がついた・・この「滑り台」最初見たときは、児童が休み時間などで、早くグランドに下りれるよう設置したものと思っていたが、そうではなく、どうやら「避難用滑り台」だと知った。現在では安全の為撤去されたと言う（飯南教育委員会から伺う）
フェンスの高さまで積雪が・・プールの水は凍っていた。右に見える木造舎は、谷小と同じ敷地に在る「旧・谷幼稚舎」 木の窓枠がピンクに塗られていた・・
開校明治８年（１８７５年） 校舎新設昭和３年（１９２８年） 閉校平成１７年３月（２００５年） 卒業者数 千五四九名 平成１８年３月十〇日 谷小学校閉校記念碑 と簡単な沿革が記されている・・因みに最後の児童数は11名だったそうだ・・
峠道（県道５５）から望む・・左下に小さく見える建物が谷小学校。かなり深い山間部に位置する所に佇んでいることがわかる。それにしても幻想的だなぁ～
さて、気がつけばもう11月だ。今年は秋が短く、紅葉（黄葉）も期待できないらしい。そうなると「冬」 の訪れもそう遠くないだろう・・・今年の夏を思い出せば「猛暑・酷暑」だったが、そうなると、冬も「極寒・酷寒」 になるのだろうか？～【ノ_;】～嫌だなぁ～
No122「学び舎」は母の温もり⇒ http://blog.goo.ne.jp/meranmeran21/d/20090116
