景色の良い所で、止まっては走り出し~又、止まっては走り出しの繰り返しで、どれくらいの時間が経ったろう? 前方に綺麗に整列した人工林の「スギ林」が見えてきた。
綺麗に整列された「杉林(人口林) 此処までくれば終点の「恐羅漢山」スキー場も直だ・・・
休憩後、今度は九十九折の峠を下ると、平坦な地道が続く細見川沿いの「渓谷林」に出た。
車を止め、その地道を包む様にそびえる木々の中を軽くウォーキング・・ 渓流を挟んだ対岸には「わさび田」もありますが、今はどうなのだろう?人の出入りは無いと聞きたが・・
「クマササ」群の間からそびえるブナ林のその新緑も鮮やかで、早朝まで降っていた雨のせいだろうか?少し靄っている感じも幻想的な演出をしてくれている~
この細見川を覗くと「アマゴ」や「ゴキ」が肉眼で見えると訊きていて・・目を皿のようにして探しみたが、今回は確認出来なかった~少し残念~
一時して、又車を走らせると、今度は所々で岩肌を伝う源流の水流発見~それに気付き、又車を止める。規模はまちまちだが、この「山肌」から湧き出た水はやがて支流~本流~そして海に通じるのだと想像だけで、壮大なロマンを感じる~
地道を横切る小さな「沢」の水も凄く冷たく、これで顔や手を洗ったのだが、気持ち良かった。因みに、此処を車で通過するのは忍び無かった・・(汗
こういった道を横切る小さな「沢」を通過するとき、かなり神経を使わされる・・乱暴に走行してはいけない・・
さて、ちょっとした「滝」の前で再び車を止め、地図を確認すると・・どうやら人工林の「スギ林」の近くまで来ている・・此処まで来れば「十方山(細見谷)林道」探検も終盤にさしかかってきたかな?・・
その「スギ林」の中で一息~何気に、時計に目をやると11時半・・8時からスタートしたから・・かれこれ約3時間半~私はこの林道に癒された事になる~今回本当に訪ねて良かったと思う感動のODだった
今回の「十方山林道」~本当に楽しかった。勿論、少し怖いと思ったのも事実で・・この「怖い」は山が怖いのではなく・・車が動かなくなったらどうしょう?と、言う不安から来る「怖さ」で・・ 勿論、車の整備点検は完璧なまでに施されているが~それでもどんなアクシデントがあるか想像が付かない。そう言った意味では、やはりこういった処にはソロでは出向かない方が良いだろう・・(汗
『最後に皆様、一度「十方山林道」と検索してみて下さい。自然に対する思いは十人十色~人それぞれなんだなぁ~と、改めて考えさせられます。』