
今日は、来週末に演奏会を控えているアマオケの指導に伺った。
中プロが、ブルッフのヴァイコンで、私自身はアスペン音楽祭でひいたきりになっていた曲。
ソリストは、偶然にも知り合いだった(世間は狭い)
前に仕事であったときは、オペラで、コンミス&打楽器奏者だったけど、そのときも彼女への印象は、よく勉強してるし、音楽性も流れも自然でよかった。
今日は、その彼女のソロを聴いたが、ずり~っと彼女に引き込まれた…
緻密によく計算し尽くされているが、頑ななわけではなく、柔軟性もあり、また音の色彩も変幻自在、とても豊かだった。
ブレスやアゴーギグも、アインザッツのだし方も自然でクリアー、あれでつけれない指揮者やオケがいるなら、あまりにもお粗末な話し。何をしたいのか彼女からのサインは明確であったのが、またお見事!
私は、素晴らしいソリストと仕事をするのが好きだ。
彼らが、音楽的にヴィルトーソであればあるほど!
その一音、一フレーズ、ブレスからでも、演奏している中でのわずかな無音の時でも、聞こえる音だけではない、その見える動きからも、学ぶことはどんどん沸いてくる。
つまり…本当のヴィルトーソは、出てきたときからさがるまで、一連が芸術なんだなあ…
一つの芸術作品。
さあ、本番が楽しみ…
どう変幻するか…。
たくさんのアイデアや、良い「気」を今日はいただきました。
写真…香港文化博物館で見た中国の太鼓
中プロが、ブルッフのヴァイコンで、私自身はアスペン音楽祭でひいたきりになっていた曲。
ソリストは、偶然にも知り合いだった(世間は狭い)
前に仕事であったときは、オペラで、コンミス&打楽器奏者だったけど、そのときも彼女への印象は、よく勉強してるし、音楽性も流れも自然でよかった。
今日は、その彼女のソロを聴いたが、ずり~っと彼女に引き込まれた…
緻密によく計算し尽くされているが、頑ななわけではなく、柔軟性もあり、また音の色彩も変幻自在、とても豊かだった。
ブレスやアゴーギグも、アインザッツのだし方も自然でクリアー、あれでつけれない指揮者やオケがいるなら、あまりにもお粗末な話し。何をしたいのか彼女からのサインは明確であったのが、またお見事!
私は、素晴らしいソリストと仕事をするのが好きだ。
彼らが、音楽的にヴィルトーソであればあるほど!
その一音、一フレーズ、ブレスからでも、演奏している中でのわずかな無音の時でも、聞こえる音だけではない、その見える動きからも、学ぶことはどんどん沸いてくる。
つまり…本当のヴィルトーソは、出てきたときからさがるまで、一連が芸術なんだなあ…
一つの芸術作品。
さあ、本番が楽しみ…
どう変幻するか…。
たくさんのアイデアや、良い「気」を今日はいただきました。
写真…香港文化博物館で見た中国の太鼓
同じ道具で、何であんな事が出来るんだろうか?
かっこいいとか、凄いとか、上手い(当然プロの)演奏は、
多分沢山聴けるはずだけど、そんな事は置いといて、
聴いてる人を幸せの国に連れて行ってしまう演奏って、
滅多に出会えない。
あんな音楽にまた会いたい。
何で、あんな事ができるんだろうか?
それが、プロ演奏家がプロと呼ばれる所以であると思うのですわ・・・
ですが、実にシンプルでしょ?
そういう人たちって。
な~んも、造作ないようで・・・とんでもなく、シンプル。
それがまた感動を生む・・・。
simple is best
とにかく、日々、そんなことを心の支えにしながら、生きているのが、音楽家だな・・・フヒョヒョ