miao的 ぶろぐ(ってば>照)

 生業:打楽器奏者 ”みゃお助”のぼやき、旅、お気に入り、猫、そして時々音楽のこと(笑)etc 

「言葉」にできないとは・・・ならば「うた」にすればよい。

2010-09-19 | 【つぶやき】
すばらしいパフォーマンスは当たり前なんですが、バチ1対+小太鼓一つでたったそれだけで自分を語る・・・そのシンプルさには、けっして、物足りなさなんて感じない、それどころか、目が離せないくらい引き寄せられる。
圧倒的なエネルギーと情熱がとんでくるのです。

彼のパフォーマンスは、たとえば、司会者さんのトンチンカンな質問だらけのステージ上でのインタビューに答えているときに、くすっと笑う場面さえも、いわゆるステージでの振舞い一挙手一投足、すべてが絵になる。総合芸術なのだな・・・
しかも、(意味の無い)無駄な動きがない。ずべてが必要なことで、そして、シンプルで、贅肉が無い。

あ~彼自身も、とってもすっきりとしたたたずまいです。
無精ひげっぽいのも、ちょっとワイルドさで決していやらし~感じじゃないところ・・・これも計算されているんでしょうね。

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つい先週、とある音楽事務所主催のジョイント・コンサートで、ジョン・ケージ作曲の「リヴィングルーム ミュージック」を演奏する機会に恵まれてね。
その曲ってば、いわゆる居間にある様々なものを叩いてリズムをつくって音楽を形成す~雑誌だったり、コップだったり、2010年の「居間」は、私たちは考えて、ある曲では、パソコン、ゲーム機、電卓のカチカチさせる音なども音楽にした。

その曲間には、そのつなぎに寸劇などを加えたり・・・。

そのときに、4人は悟った。見せるということの大事さも。

「聴衆を、その音楽の世界にタイムスリップ~そのときの空気感だったり、臭いだったり、世の中のスピード間だったり・・・~させることが「音楽」では可能なのだ」
と、ある音楽家のインタビューで聞いたことがある。

私たちは、2010年という現在をいきながら、あるときにはバッハやベートーベンや、マーラーやガーシュインの生きていた時代の音楽を聴くことで、その時代をあたかも生きているような・・・疑似体験~タイムスリップ~することができるのだ。

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もとい・・・・

とにかく、彼の今日のプロフェッショナルさを改めて目の当たりにして、
すごく練習したくなった。

その前に、ぼさぼさになりかけている髪の毛を手入れしに行って、美容院で寝落ちた(弱)
髪型もすっきしたことだし、
では明日から気合をいれるとします。

*Photo*
過去のBlast Japan Tourでの勇姿です
この頃は、20代ですかね、今もそのすっきりとしたお姿、かわりませんよ。


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2 Comments

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素敵だね (おぐ)
2010-09-19 23:53:00
石川直さんの技術は、マーチング経験者にとっては、惚れちゃいます〓

音楽って、時代を越えて演奏されていくから、素敵なんですね

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Unknown (みぽ)
2010-10-02 10:39:29
石川さん、毎年SHOCKで光一さんと一緒に演奏しているので拝んでますよ( ´艸`)ムププ

毎回素晴らしい演奏とパファーマンスプロデュースに感動してますよ♪
いやぁ、太鼓の素人をあれだけ魅せられるように指導してパファーマンスを作り上げるってなかなかできないですからねえ。
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