徳之島ゲストハウスみちには、消えつつある徳之島のシマウタや方言、しきたり等々…を今のうちに書き残さなければ…と、当時の古老から聞き取り続けた松山光秀の集めた資料や徳之島関係の蔵書を置く予定。
整理をしながら、どれを置こうか…と思案中。そんな中、『民謡の島の生活誌』という本を手に取ってみた。小川学夫(おがわひさお)さんが1984年に出した本。
その中に…「昔は、例えば亀津から一番北の山(さん)のシマに行くには歩いてほとんど一日がかりだった。だから用事で行くと、その夜は必ず泊まって歌遊びとなる。ところが今はどうか。バスが一時間そこらで着いてしまうから、用事が終わるとそそくさと帰らなければならない。実に面白くない世の中になったものだ」という老人の言葉があった。
便利になって面白くない…(笑)
なんだかわかるような気がするなぁ。
どこにいても携帯を持ち歩くから呼び出される…これも同様⁉︎
都会に比べたら不便がいっぱいの徳之島。
さらに、中心地の亀津から約25分離れ、最寄りのコンビニ(島内にファミリーマートが4店舗ある)まで車で約10分。街灯も無く、家の電気を消したら漆黒の闇…そんな徳之島ゲストハウスみちの不便さを楽しんでもらえたら良いなぁ。
あ…Wi-Fiは使えます。
テレビは、今はあるけれど、オープンしたら…無くなる予定です(^-^)
代りに、蓄音器やレコードプレーヤーで、SPやLPレコードの音色をお楽しみ下さい。
そんなわけで、『民謡の島の生活誌』はみちの資料室の本棚行き決定。
さて、今日はお隣りさんから採りたての野菜を頂きました。やったね〜♫
最後に…本日の夕日
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