国宝仁王像を見て思うこと・・運慶や快慶はどんな仕事観をもっていたのだろうか・・

こんばんは。

桑原通夫です。

ブログをちょっとサボって遊んでいました。



夏休恒例の‥大人の修学旅行に行ってまいりました。

今回は・・京都と奈良をみてまいりました。



伊勢神宮と東大寺が主な目的でして・・・古都の国宝を

堪能してきました。



東大寺南大門にある、運慶と快慶の仁王像の迫力に改めて

圧倒されてまいりました。



世界遺産にもなっている仁王像ですが、

東大寺南大門にある、凄まじい形相をした二体の仁王像。



南大門に向かって、左側に口を開けた阿形像が・・

右側に口を閉じた吽形像が、それぞれ睨みを利かせていました。



中国人旅行者の多さに・・ちょっとうんざり気味ですね。

欧米系の旅行者は、電車内でも大声で話したりしません。

おとなしくて気になりませんが、中国人の大きな声には・・

耳障りな感じでした。

どこへ行っても、中国人がいますのでゆったりとした気分で

過ごすことは出来ませんでした。



観光地にとっては・・ビジネスですから、文句は言えないでしょうが

日本人が敬遠するようになったら、元も子もないとおもいました。



さて・・中国が豊かになったのは資本主義経済を取り入れたからです。

頑張れば頑張った分だけ、お金を稼げるようになった中国人が

安全で安心な日本を旅行先に選ぶようになったわけです。



東大寺見学のために利用した奈良定期観光バスの運転手さんの

話によると・・バスの停止場所に中国旅行者の乗ったワゴン車が乗り入れて

支障をきたしているようです。



なんでも、駐車場に入れると駐車料金が発生するため、ワゴン車で旅行客を

運んで来ては、入り口で降して、去っていくのだそうです。



高々数千円程度の駐車料金をケチるぐらいだったら、世界遺産など見に来なければ

いいのに・・・と思ってしまいますね。



誰でもウェルカム・・・にすると、一時は売り上げは上がりますが・・

さまざまなトラブルも増えます。



長期的に見ると・・やはり量と質は・・比例しませんので矛盾が起こります。

自由と平等も矛盾します・・



人の能力も違うのに、同一仕事同一賃金・・というのも

両立しないような気がします。

同一労働・・を何で計るのか・・・時間ですか？それとも量ですか？



どちらにしても…早く終わる人と、たくさんの量をこなす人が出てきます。

同一労働同一賃金・・・を本当に実現させるためには・・

完全契約労働にしなければなりません。

同じ場所で・・違う能力の人が一緒に働く社会では、無理だと思います。



もちろん・・政府が言っているのは、男女差や正規雇用と非正規雇用の

格差を無くすためのものだ・・・と言うことはわかっています。



いかに矛盾を少なくしていくか・・・を考えることは大いに結構ですが

そもそも比べられないものを比べるから・・矛盾が起こるわけです。



運慶や快慶・・そしてその仏弟子たちは、どんな思いで阿吽の

像をわずか数か月で作り上げたのでしょうか・・・



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