普段ならお稽古に参加する以前に
内容のブログを書いたりしないのだけれど、
この度はちょっと訳ありで綴りたくなりまひた。
【VIVA!ミュージックアート館】という、
大阪はアート館主催のラインナップ作品。
伊藤えん魔プロデュース『兄貴歌/アニソン!』
が、来たる3月5・6日に3ステージ。
関西の名優・迷優達が
本格フルバンドで繰り広げる音楽劇です。
この度、私は歌とお芝居で参加しました。
関西小劇場にはなかなかの演奏者と歌い手がいて、
まあなんともこの度は主催のえん魔氏が片っ端からその猛者たちを集めて
仕事も早ければ腕も確かな、普通にハイグレードなバンドになっています。
実はこの度の参加、
私は一旦断念していたのです。
理由は時期的なものも含めて色々。
で、その私がなぜに参加することになったか。
というのも、、、
このお正月明け、
ふとしたきっかけでジュリーことスーパースター
沢田研二様のコンサートに行かせていただいたのですね。
ジュリーさん(以下、敬意を表して「ジュリー」と御呼びさせていただきます)は
数年前に開催された還暦コンサートでコーラスに参加させてもらったり、
仲間俳優がジュリーの舞台で共演していて
舞台を観ていただいたり飲み会のお席にご一緒させてもらったりと、
私にとっては勝手にスーパースター様に「何か縁があるのかも!」
などと脳天気に思っている次第であります。
で、そのコンサートでもんのスゴくジュリーが素敵で素敵で。
歌はもちろん素晴らしく
途中のお話も心震えるひと時だったのであります。
その中でジュリーが言った
「私は歌が大好きです。一生歌っていきます」
という言葉に、深みと時の流れの素晴らしさを感じ
「よし、私も歌いたい」
と。
ハイ。
手っ取り早く言えば、
ジュリーに感化されて歌える舞台の出演を決めた、と。
こんなミーハーな考えでスミマセン。
慌ててスケジュール動かしました。ハイ。
小さい頃から歌が好きでした。
が、好きなだけで歌に関してけっこう人前ではシャイになるのが正直なところです。
しかしながら私は歌手でも何でもないので、人前で歌う機会など限られております。
だけど有難いことに大小幾つかの舞台上で歌わせていただける機会に恵まれました。
そんな中でも、
えん魔さんは随分と私に舞台で歌うことを与えてくれた演出家さんです。
ホントに「こんなに腐れ縁てある?!」というくらい腐れ縁だし、
お互い「嫌い!」と面と向かって言っている仲ですが、
よくまあえん魔さんは私のワガママを聞いてくれはります。
実はこの度久しぶりに大きめのワガママを聞いてもらいました。
ま、小さなワガママはしょっちゅうなんですが。
もう歌のラインナップが決まっていたのに、
私がどうしても歌いたい曲があって無理やりねじ込んでもらいました。
私はそりゃあかなり喜びましたさ。
しかし私もプロ根性は一丁前。
ワガママ言った限りはちゃんと手応えのある結果を出して
えん魔さんに「美津乃にこれ歌わせて良かったわ」と思わせたいもんです。
なので、
まあええ感じの歌がお聞かせ出来ると思います。
歌手とは違う役者が、ハート込めて歌います。
ま、えん魔さんのことなので、すんなりカッコよく歌うだけ、、、
には収まらないとは思いますが。
FANTOMAブログで予告したように
「ええから私の歌聴きに来て!」
と大口叩かせていただきます。
そしてこれをプレッシャーに、
ホントに観に来てくださった方の胸に響くような歌、お届けします。
歌のことばかり言うとお芝居を真面目にやっていないように思われそうですが、
もちろん【音楽劇】なのでちゃんとお芝居します。
ただ歌に関して、アマチュアリズムで関わったのではないんですよー
と、お伝えしたかったので。
あと、ジュリーに感化されたことと。
そんなわけで
当日、お待ちしております。
VIVA!ミュージックアート館
【伊藤えん魔プロデュース『兄貴歌/アニソン!』】
2016年3月5日(土)6日(日)大阪あべの・近鉄アート館
ご予約はこちら
↓↓↓↓
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