MIFFYのきまぐれ日記

ちょっと前まで看護学生でした☆
4月から、介護として回復期リハビリ病棟で働いてます(^-^)

命日。

2010-02-05 21:20:57 | 日記
今日は、従兄弟のお兄ちゃんの誕生日と大好きだったおじいちゃんの命日。

MIFFY。今でも鮮明に覚えているおじいちゃんの無くなった日の事を。

早朝4時に電話がなって、起こされて父から、おじいちゃん??お兄ちゃん??が危篤や

と言われた事を覚えてます。

そう。

MIFFY、寝ぼけてたからどっちか解らないまま・・・

おばあちゃんを急いで迎えに来て、そのまますぐに病院へ。

一番奥のおじいちゃんの病室について、部屋に入って。

母に、促されて。。。

妹と一緒におじいちゃんのベッドサイドに行くと、おじいちゃんが眼を開けてるって!!

小学校2年生だったMIFFYは思った。

けど。

それは、違うかった。

おじいちゃんは、瞳孔が開いてしまってた。

母と伯母と妹と一緒にナースステーションに行って、説明を聞いて病室に戻った。

それで、おじいちゃんが危篤なのに。

何度かモニターがナースステーションに持って行かれてしまった。

おじいちゃんの心臓が止まった時

看護師さんが、何度も何度も心マッサージをしてくださった。

MIFFY、その姿が今でも頭から離れなくて・・・

「最後まであきらめない」・「Never give up」は大切な言葉。

母も、何度も何度もおじいちゃんに「もう一回、家帰ってお饅頭作るんやろ!!」って

おじいちゃんに声をかけてました。

父は、おじいちゃんに延命治療は望みませんでした。

おじいちゃん、痛いだけだもん。

ずっとずっと、ショックかけられて心臓マッサージされておじいちゃん、体痛いもん。

人間の耳は、最後まで機能しています。

だから、おじいちゃんにお母さんの声は聞こえてたはず。

おじいちゃんも、元気になって帰って来ておばあちゃんとお饅頭を作りたかったはず。

母から聞いた話では、おじいちゃんは人工呼吸器を装着していて。

それでも、おじいちゃんの髭を当日の看護師さんが剃ってくださったって。

MIFFYも、そんな看護師さんになりたいです。

おじいちゃんが亡くなってしまってから、お母さんと伯母が「ごめんね」と泣いていたのを

覚えています。

そこで、従兄弟が誕生日だった事を知ったMIFFY。

おじいちゃんは、肺炎で2月2日月曜日に発熱のため近所の市民病院を受診して。

そのまま入院。

おばあちゃんは、風邪をひいてておじいちゃんのお見舞いに行けなかった。

お見舞いに行けたのは母だけ。

伯母も土曜日に行く予定だったと。

母が、「あの夜、おじいちゃんの所に泊まったらよかった」と言ってました。

そしたら。。。

おじいちゃんは、元気に退院できたかもしれない。

みんなの笑顔が見れたかもしれない。

MIFFYは、3時までは元気におじいちゃんが話してたって聞きました。

母からは、痰がつまって亡くなったんじゃないかと。

MIFFY、絶対におじいちゃんと同じ思い・家族の思いをしてほしくないです。

だから、同じ事をしない看護師になります。

おばあちゃんが、看護師さんに「痰がつまったんですか?」と聞くと。

「一がいには言えません」と言われたと言ってました。

解剖の話まででましたが。

おじいちゃんは、父の車で帰って来ました。

おじいちゃんが亡くなった放送が流れて。

たくさんの人が、信じられないという風に集まって来られました。

おじいちゃんは、無口で物静かだったけど。

優しいひとでした。

MIFFYや妹が遊びに行くと、お饅頭くれたし。

MIFFYは一度もおじいちゃんに怒られた記憶はありません。

帰る時も、さりげなく家の中から手を振っているおじいちゃん。

おじいちゃんの人柄が良かったんだと思うMIFFY。

おじいちゃんが居た数日は、お天気がよくて。

お母さんが、「おじいちゃん、今日は天気が良いよ」と言っていた事を覚えてます。

おじいちゃんのお通やは、岡山からバイクで夜遅くに来てくださった方も居ました。

その人が、「おじいちゃんは、お饅頭をつくりながら笑ってる」って言ってたそうです。

おじいちゃんは、いつまでも笑顔。

葬式当日は、雪が降るほど寒かったって母が言ってました。

父が寒いなか弔辞を読んだ事は覚えています。

火葬場に居る間は、ずっと従兄弟のお兄ちゃんが一緒に居てくれました。

おじいちゃんは、骨になっても綺麗でした。

「綺麗なお骨です」と言われた事をMIFFYはちゃんと覚えてます。

もう、おじいちゃんが天国に行ってから12年の月日。

優しくておだやかで大好きだったおじいちゃん。

今も、きっと天国でみんなの事を微笑んでみてくれているとMIFFYは信じてます。

昨日。

ブログ更新中に「キ―ン」と耳鳴りがしました。

きっと、おじいちゃんが家に戻って来てたのかなと。

大好きなおじいちゃん。いつまでもいつまでも見守ってよ。

私、何回も挫けて泣いて逃げたくなっても

絶対に、素敵な看護師さんなるよ。

だから

おじいちゃん、見守っててよ。