前日まで雪が降っていて、少し心配でしたが、当日、晴天に恵まれたのは出演者の中にいる、晴れ男のご利益だったのでしょうか・・・(笑)。
このコンサートはわたなべ音楽堂さん主催のシリーズで、2回目の出演でした。リハーサル稽古時から、美味しい手料理の差し入れがあったりし、大変お世話になりました。
ホールは天井が高く木の温もりが魅力的。響きも豊かで上質なサロンといった趣です。外観はオーストリアとドイツとの国境近くの町、オーベンドルフにあり、有名なクリスマスソング『きよしこの夜♪』が作曲された聖ピーター教会を思わせる佇まい。会場入りからすでに気分が盛り上がってきました。
コンサートは、プロデューサー兼指揮者の平井先生の的確で大変分かりやすく楽しいお話で進行していきました。第一部は愛の名曲に続き、オペラ『小町百年の恋』から、こちらも恋の気持ちを和歌にしたため謳われた名曲を演奏。第二部にはオペレッタ名曲を中心に、平井先生の新曲の『雪のウィーンの森』を演奏させて頂きました。作詞を担当なさった小原さんもお越し頂き、素敵な歌詞と華麗な音楽で、素晴らしい作品に出会え嬉しく思いました。共演させて頂いたテノール歌手の行天さんは、きらびやかな美声で、その熱唱にはお客様も喜んでいらっしゃった様子です。ピアノの木村さんも、繊細でダイナミックな美しい優雅な音色で、私達の歌を支えて下さりました。
お客さまとの距離も近く、アットホームな雰囲気で暖かい拍手で支えて頂きました。終演後はお客様たちと語らいながら甘いスイーツで乾杯する場もあり、とても楽しい本番でした!
また再演があると嬉しいです☆

出演者全員で記念撮影