冷え込みが厳しい週末、皆様いかがお過ごしでしょうか?
昨年は新型コロナウィルスの影響でほとんどの演奏の機会が中止または延期となりました。大学での指導も春学期はオンライン、秋学期からは対面で行えるようになったものの、感染症対策に配慮しながら行うという、これまでにない工夫を求められる日々でした。慣れないIT機器の利用には本当に四苦八苦しました。新入生とも秋になってから初めて実際に会うことができるという異常事態でしたが、人と実際に会ってコミュニケーションできることの嬉しさ、大切さを再認識することができました。
年が明け、再びの緊急事態宣言が発せられましたが、今回は教育機関の閉鎖は求められなかったため、冬休みが終わった1月7日からは大学の授業とレッスンを再開しています。学生たちにとっても色々な葛藤・苦労を経験した1年でしたが、これまでに行った授業中の試験や試演会ではその間の努力が身になっていることを感じられ、嬉しかったです。これから月末にかけて行われる実技試験でもきっと素晴らしい演奏を披露してくれるだろうと期待しています。
私自身は昨年3月から延期したスプリングコンサートを3月13日(土)に開催する予定であり、それに向けた準備を進めているところでもあります。
これまで演奏会という場を楽しむ生活を送っていらっしゃった方々には、この1年がかなり物足りなさを感じるものだったのではないかと想像します。感染症対策をしっかり行い、ステージを見ていても安心できる内容のコンサートにすべく、共演者を含む関係者としっかり考えてお客様をお迎えしたいと思っています(演奏会の詳細は、2月に入ってからこの場で改めてご案内差し上げるつもりです)。
まだまだ先行きがはっきりせず、皆様の前で演奏する機会がどれだけ得られるのか、私自身も不安に思うところもありますが、演奏を通じ、良い意味での非日常、明るい気持ちをご提供できるよう、一層、努力を重ねたいと思っています。
今年もご指導・ご支援くださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
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