萩原みかの部屋

研修旅行記(おまけ)

おはようございます。
今日も春らしい、良いお天気ですね。

長々と続いた研修旅行記も今回で完結です。
最終日の模様をお楽しみ(?)ください。

4月5日(火)

研修の最終日は皆でハンガリーのブダペストにバスで1日観光してきました。
前日の老人ホーム演奏会での本番を無事に終えた疲労と安心感で、行きの道中は皆で爆睡していました。ウィーンからブダペストまでは、バスの場合、片道三時間程。国境では、パスポートの提示は求められず。。スタンプを楽しみにしていたのでちょっと残念でした。

街中に入る前のドライブインで昼食。
本場グーラッシュを楽しみにしていましたが、夜のホイリゲ(居酒屋)まで我慢です。
マクドナルドでランチタイム。飲んだカプチーノのデザインがアーティスティツクでした。

昼食を終えいよいよバスは街中へ。ブタペストは中世の街並みが残る素敵な場所でした。ドナウ川を挟んで、ブダ地区ととペスト地区とに分かれています。日本語を流暢に話すハンガリー人のガイドさんの案内で街並みを見学。王宮やマーチャーシュ教会、聖イシュトヴァーン大聖堂などを訪れました。訪れた場所の全てに重厚な歴史が感じられ、圧巻でした!

バスで再びウィーンへ戻った後は、打ち上げをしに郊外のホイリゲへ行きました。ホイリゲはワインを提供する居酒屋で、その年の新種を楽しむことができます。

手に手にグラスを掲げ、オーストリアの美酒で「カンパ~イ♪」とやった後は、研修旅行の思い出や感想を、受講生達が各々述べる時間になりました。

その間に、ヴァイオリンとアコーディオンの生演奏も入り、酒場といった雰囲気がより盛り上がっていました。

今回の声楽ヨーロッパ研修旅行は、第一回目の企画。出発前には、東日本大震災や原発問題等で、色々と心配ではありましたが、音楽の本場で文化や空気に触れ、音楽大学の見学やレッスン受講を通して体験した事、老人ホームでの演奏会では、音楽を通じて現地の人々との文化交流は、学生達にとって多くの収穫になったことと思います。また改めて日本の文化や音楽の素晴らしさも再認識できたのではないでしょうか。それらが、今後の学業や音楽活動の道しるべの一つになってゆくと、携わった者してとても嬉しいです。


そして翌日。韓国のインチョン空港を経て、無事帰国。参加者は皆笑顔で解散し、自宅への帰路につきました。

ザルツブルクでの師匠や友人との再会、ウィーンでも恩師との再会や通訳や伴奏でもお世話になった方々との素敵な出会いなどに、私自身も楽しませていただきました。

今回の研修旅行でお世話になった方々、本当に本当に感謝の気持ちで一杯ですありがとうございました!







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