E-はうす

・・・

メダカ池の主の正体

2012年09月16日 22時08分11秒 | 環境・自然科学

ホテイアオイから発生したメダカですが、その後数を減らし(おそらく自然淘汰)今では10尾くらいを戸外のプラケースに、5尾を室内水槽で飼育しています。

 

戸外のプラケース内ではホテイアオイの根が巨大化して、メダカの居住域を脅かしている感じになってきたので、ケース内の清掃をかねて中を空けてみました。

 

10日くらい前から子供たちがメダカ池に主がいると言っていました。メダカより大きい何かの魚がいると。その正体がわかるかも。

 

しかし・・・

出てきた魚はこれ。明らかにメダカではなく、フナでもコイでも金魚でもない。

特徴は背びれ、腹びれとも長くはないけど背、腹の縁一面についている。

海に住んでいる「ベラ」のよう。こんな淡水魚いる?

 

写真を撮って近所のペットショップに聴きに行きましたが、答えはわかりませんでした。ただ「グラミー」のような魚だと言われ、『グラミー』のキーワードで図鑑を開き、そこに載っている魚の名前をネット検索にかけてみることにしました。

 

そこでヒットした名前、「チョウセンブナ」

 

1914年頃中国大陸から移入され、一時は日本全国で繁殖したそうですが、今は岡山、茨城、長野、そして新潟の一部地域に生息しているのみだそうです。繁殖期にひれにきれいな色がでるので、観賞魚として飼育もされているようです。稚魚なので図鑑の色と違っていたから気がつかなかったようですが、まさにこの魚でした。

 

たった1匹だけ、メダカ池の主になっていましたが今日からは単独で大事に育ててあげようと、みんな張り切っています。

ただ・・・・

 

生態がさっぱりわかりません!!!

 

とりあえず、メダカのように飼ってみようということで私たちの中では解決しました。

 

今日1日かけて結論を出した、1大プロジェクトでした。