幻の芸人 深見千三郎の下で 修行を始めた
タケシ。 長門勇 東八郎 萩本欽一などの師匠で TVにほとんど出演しなかったため、『 幻の浅草芸人』と呼ばれた。
1959年 『 浅草ロック座 』の幕間芸人を仕切ったが 北千太独立前後に経営に行き詰まり引退。
引退後は東八郎が経営する化粧品会社に、最後の妻である麻里が死んでから酒量が増え 1983年 自宅アパートで焼死した。
やがて苦境に立たされる師匠とは 対照的に 人気を博してくタケシ。
『 THE MANZAI 』 「 俺たちひょうきん族 』などに出演 大ヒットしていく タケシ。
師匠 深見は 昼食時に常に 『 馬鹿野郎!この野郎!何食うんだ!』常に 何かにつやけて 馬鹿野郎 この野郎と、
世話好きで人情家で独特のカリスマ性とリーダーシップがあり周囲からも人望が厚かった。
タケシが1982年 日本園芸大賞を受賞した際 『 小遣いだ 』と言って総て深見にわたし 『 タケの野郎がよ、生意気によ、小遣いだなんて言ってよ 』と言って何度も嬉しそうに語っていた。
タケシは後に 『 自分は有名になる事で師匠を超えられたが、芸人としては最後まで越えられなかった』と 師匠の偉大さを語っている。
タケシの毒舌スタイルは 浅草ロック座の礼儀を知らない客に 『 芸人だよ 馬鹿野郎 !
』から 原点がここで出たスタイル。
仕事を離れれば プライベートの付き合いもなく 仲が悪いわけでもなく、コンビが長く続いた理由と 話してる。