『たば風』。

2018年06月16日 10時28分55秒 | 


まだ全部読んではいないのですが、
この中の 「恋文」短編小説。

結婚25年になった夫婦の奥様のお話し。

モーレツなアタックに負けて、
好きで結婚したわけじゃないけど、
4人の子供にめぐまれて、つつがなく毎日が過ぎます。
末っ子が成人したら 離婚しようと思い続けて来た。
そんな気持ちを元服した息子に言うと
100通の手紙をお父さんに書いて欲しいと言われます。
条件は、どこかに必ず 好き と言う言葉を入れる。
みくさんは、嫌だというと、
それくらいの覚悟を見せて と言われます。
みくさんは、必死に書きます。
その間に 藩の揉め事の対処に 夫が単身赴任をしてしまう。
息子もお手伝いに、夫のもとへ行ってしまう。
みくさんは毎日、手紙を書くことしかやることがない。
振り返って冷静に過去を思い出し、自分の気持ちを綴って行くと
本当のラブレターに変わっていく。
毎日顔を見ていると憎たらしいけど
離れてみると、恋しくなって来て
一通だけ手紙を飛脚に託す。
帰って来た夫は、その気持ちを汲んで
結婚生活は続いて行く。
手紙を書くのは、56通で終わった。

88歳になったみくさんは、それを思い出し微笑む。
息子は、そんなことを自分が言ったなんて覚えていない。
幕。

面白かった(^ ^)
うちは単身赴任がないからな、、、
少し離れて暮らすと、恋しいと思えるのかな…。
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『百日紅』上下。

2018年06月02日 23時04分39秒 | 


以前、グレーテルのかまど を観て。
「杉浦日向子が愛したクリームパン」というテーマ放送していた。
それが気になって作品を購入。

なんてこと。。
素晴らしい。。面白い。

私の場合、
着物に興味が出て来ての時代小説や歴史や文化興味なので、
それからの この漫画との出逢いだったのでしょう。

この歳になって、
やっと、人並みの興味指針が振れて来たのかと思うわけです。

本も読まなかったし
雑誌の漫画もなんとなくだったし、
テレビも内容の無いモノが好きだったし、、
知識を得ようとも思わなかったし、、、。

なんて残念な過去だったんだろう。
そんなことを考えさせられる、
30年前からあった漫画。


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三世代物語。

2018年03月22日 22時19分34秒 | 
『斬られ権左』
仕立て屋の権左は、八丁堀与力 菊井数馬の小物で捕物にも関わっています。
数馬は、女医のあさみさんが好きで、権左にその想いをよく話していました。
権左はそれを聞いているだけで、あさみさんが好きになりました。
あさみさんは、縁談があっても断り続けていましたが、
ある日、逆恨みから数人の男に襲われます。
権左と数馬はあさみさんを助けるのだけど、
その時、権左は八十八ヶ所の刀傷を負ってしまいます。
あさみさんは、権左の嫁になるから!と権左を助けます。
数馬さん、振られてしまいました。。
結局権左は、あさみさんと結婚をしてお蘭ちゃんが生まれます。
物語の内容は、もっとドラマティックです。



そして、

『なでしこ御用帖』
お紺ちゃんの物語です。
読み始めると、、え?お蘭ちゃんの娘? え?権左の孫なの?
びっくりしました、この二冊がつながっているとは知らずに読みました。
お紺ちゃんが結婚を決める場面は、おばあさんのあさみさんとかぶります。
孫は祖父母に似る という要素も見えます。
表紙の絵を見ながら
権左の手に引かれる子供はお蘭ちゃんよね〜、
で、灯篭に手を合わせているのは、お紺ちゃんよね〜。
しみじみながめてしまいます(^ ^)


時代小説って、本当に面白いですね!

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『アラミスと呼ばれた女』。

2018年02月09日 14時56分17秒 | 


読み終わりました。

大河は、西郷どん を放送しています。
その時代とかぶるお話しでした。

女でありながら、男装をして通訳として戦争へ。
勇ましい女性でカコイイです。

時代背景を読むのに時間がかかりました。
もともと歴史は苦手です。
さらっと目を通しながら
人生劇場を読んでました。



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髪結い伊三次、読み終わりました。

2017年12月01日 23時51分04秒 | 
最終話を読み終わりました。
まだまだ続きそうな感じで終わってしまってます。
幼馴染で若い二人の未来が気になったままです。
終わったのね、、って感想です。

文庫本を毎日持っていたので、
カバン自体が重いのに
余計重いカバンを担いでいました。
また単行本になりました。
ぼちぼち読んでいきます。


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趣味本を買いました。

2017年09月17日 22時05分37秒 | 


娘2がちょっと着物の話をするようになったので、
着物本を久々に買いました。
モダンとかアンティークとかに興味を持っています。
モダンは、いま風の粋なってことで、
ベレー帽をかぶって着物を着たいと言います。
それって、私がしてますやん。
着物は昭和やけど。。。

七緒は好きで、役に立ちます。
市内の古着物のお店が載っていたので、
11月に新装開店らしいので行きたいと思います。




体が硬くてヤバいのです。
真面目にストレッチをしなくては、、と思います。
参考にしたいと思っています。

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ファンになった理由。

2017年09月04日 21時23分44秒 | 


この本をたまたま読んで、
三人の選んだそれぞれの作品の感想や評価などを
読んでいて、
宇江佐真里さんの言葉などが心地よく、
作品はどんなのだろうか?
から、ブックオフで一冊買いました。
それからは、宇江佐麻里さんの作品に
中毒状態です。
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