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京都 千本通 なにが千本?

桜なら きれいだけど

まずは 地元で こうしたことに詳しいかたの話から↓

陳胡痒


人間の遺体を堆肥にし、自然に還す「有機還元葬」がアメリカ・ワシントン州で合法化される見込み

日本でも昔は当たり前やったで。京都市でも「野」と名前がつくところはたいがい風葬地や。有名なところでは化野とか鳥辺野とか蓮台野とかや。
昔は火葬できたり墓があるのは貴族階級以上やった。
平民は死体は風葬地に運んでほったらかしや。鳥や野犬やウジ虫が食べて朽ち果てていくんや。
骸骨がそこらへんに転がっていたんやで。
清水寺の手前の松原通に六道の辻というのがあるけど、あそこは冥土の入り口であの世とこの世の境界線なんや。あの先の鳥辺野通妙寺のあたりが都の死体捨場だったからや。
あと千本通ってあるやろ。あれ何が千本かというと、卒塔婆や。昔はあの通りには数え切れない数の卒塔婆が立っていたんや。なんで卒塔婆がぎょうさん立っていたかって、あの道は蓮台野の風葬地への死体運びの道やったんや。風葬するような庶民には墓を建てるカネないから道に卒塔婆を建てたんや。
チベットでは今でも鳥葬があるけど、日本では昔はそれが当たり前やったんや。

さらに写真つきの解説↓

 

京都トリビア × Trivia in Kyoto

 

「千本通」とは、何が千本なのか?


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