イノシシが県道脇斜面を掘り返し落石 土砂災害の危険高まる 鹿児島

こういうことも あるんだ

イノシシが県道脇斜面を掘り返し落石 土砂災害の危険高まる 鹿児島

 鹿児島市吉野町の鹿児島県道「鹿児島吉田線」脇の斜面をイノシシが掘り返して落石が起き、4月9日から約200メートルの区間で通行規制が続いている。県は高まった土砂崩れの危険を抑えるべく、約1600万円かけ復旧を目指す。しかし鹿児島県などは5月30日に梅雨入りが発表された。雨が多い季節がこれから始まる。

 県によると、落石は3月初め~4月初めに5回あった。県が調べると、イノシシの掘り返しにより穴が空き、支えを失った石が最大20メートル下の県道上に落ちたらしい。大きいものは直径約30センチだった。斜面はモルタルを格子状に吹き付けているが、格子の間からは草が生え、イノシシが自由に掘り返せる構造だった。

 一帯は片側2車線のため、斜面側の1車線を通行止めにすることで対処している。工事は特に被害の大きかった斜面約400平方メートルについて、隙間(すきま)なくモルタルを吹きつけてイノシシをシャットアウトする方針だ。工期は12月7日までの200日間。県の担当者は「可能な限り早く対処したい」とするが、梅雨から夏場にかけて、鹿児島は土砂災害の危険性が高まる日々が続くことになる。【梅山崇】

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