言葉を言い換えると「金儲けにならないなら見逃す理由はない」訳で、金の切れ目が縁の切れ目になった。
数年前に石原伸晃環境相が福島県の汚染土問題で、「最後は金目でしょ」と本当の事を言ってしまい辞任に追い込まれた。面白いことに福島県の人たちは「金の問題ではない」と言いながら、最後はやっぱり金を要求していました。
人間はどこでもこんなものであり、アメリカ人だけが金の亡者とは言い切れない。
日本も「中国様に金を恵んでもらおう」と人権問題は見なかったことにし、中国を褒めたたえた人が大勢居ました。この数年中国の成長率は低下していて、無理やり成長率を維持した結果、膨大な負債を抱えています。
もう中国の成長が終わるのがはっきりしたので、アメリカは中国にペコペコするのを辞めました。これが米中対立の根本で、マスコミが解説するほど複雑ではないです。
ウイグルは古代には独自の文明が栄えたが、トルコ、ロシア、清朝、ソ連、中国と支配者が入れ替わった。現在ウイグルを占領しているのは共産中国で、チベット王国を滅ぼしたのと同じ手口を進めている。
黄河文明伝統の侵略の手口は、まず人民を移住させ、自国の領土だと主張して、最後に軍事占領する。
中国はウイグルで何をしているか
清朝は別名を満州と言い、日清戦争と辛亥革命後に日本が満州国を建国して王朝を維持して統治しようとした。すると中華民国は中国人を満州国に侵入させ勝手に移民し、「中国の領土だ」と言って満州に侵略戦争をしかけてきた。
これが日中戦争で、満州を防衛した日本が侵略者にされ、満州人は人種として滅亡した。
同じことを中国はチベットでやり、内モンゴルやウイグルでも行っている。北朝鮮との国境近くには朝鮮族の土地があるが、これも同じ手口で滅ぼして「中国固有の領土だ」と言っています。
その具体的手口は規約に抵触するほど「非人道的」なので書けないが、虫けらや動物なみに扱った。
アメリカが指摘しているのはウイグルで無数の収容所をつくって、ウイグル人を拘束しているという事です。大小1万か所以上の収容所が存在し、健康そうな男は歩いているだけで拘束されます。
ウイグルではパソコンやスマホに「スパイソフト」導入が義務付けられ、スマホのデーターを公安に送信しています。
全てのウイグル人は顔認証に登録されて駅や道路の防犯カメラと連動し、行動を監視されています。学校では「唾液」の提出が義務付けられ、DNAを登録され照合できるようにしている。ウイグル人は「人間用の」学校や幼稚園に入学をゆるされず、企業への就職や移住も認められていない。
やっていることはナチスの収容所以下であり、裁判にもかけずに毎日処刑しています。
アメリカや日本はこういう事を数十年前から知っていたが、中国との金儲けのために見逃していました。