医系技官の存在が国民を不幸にしている

ごちゃごちゃしてますが

医療行政を動かしている連中事情

 

医系技官の存在が国民を不幸にしている--『さらば厚労省』を書いた村重直子氏(医師)に聞く

医系技官が存在するがゆえに仕事が作られ、医療に無用な口出しをし、そして崩壊を促す。

この集団は“ペーパードクター”であり、専門家ではない。また、終身雇用が前提になった利益集団においては、専門家にはなりえない。それが専門家であるような意見を述べて政策決定に関与する。

医系技官がいなくてもできる。もし医療の専門家の意見が聞きたいのなら、専門家は医療の現場にいるのだから、政治任用で連れてくればいいし、いろいろな会合を活用して意見を聞けばいい 

医系技官がいなくてもできる。もし医療の専門家の意見が聞きたいのなら、専門家は医療の現場にいるのだから、政治任用で連れてくればいいし、いろいろな会合を活用して意見を聞けばいい

厚労省は医療の分野でも全国一律ルールを作るやり方をする。これは、患者の状況は一人ひとり違うという医療の現場とは、そもそも合わない。しかも「罰則付きの通知行政」で事細かに医療の中身に口を出す。そこでは現場や患者の願いと大きな違いが出てきてしまう

昨年の新型インフルエンザに対する行政がわかりやすい。前近代的な「水際作戦」はなぜ始まったか。現場を混乱させるばかりだった。「検疫した346万人のうち見つかった患者はわずか10人」との報告もある。かえって感染する危険を増やし、重症者に対しては死に追いやりかねない方針も打ち出した。医系技官が国民の健康よりも自分たちの都合を優先させた結果だ。

医系技官が診療報酬を決めている。つまり医療の価格統制を行っている。

福島県立病院の産婦人科医逮捕の一件は一つのきっかけだった。医系技官は医療現場の不確実性、遺族、医師の心情あるいは責任感をわかろうとしない。

 

厚労省医政局長に医系技官返り咲きの裏側

 

第55回 厚労省ウォッチング 福島氏勇退が取り沙汰される中、迫井氏が再浮上

 

 厚生労働省の夏の幹部人事に向けて、去就が注目されるのが、福島靖正医務技監だ。就任から2年が経とうとしており、交代も取り沙汰されているからだ。ただ、幾多の幹部人事を左右して来た、新型コロナウイルス感染症の流行次第とも言え、流動的な面も残る。

 2020年8月の幹部人事で医務技監に就任した福島氏は、1984年に熊本大学医学部を卒業。86年に国立公衆衛生院の専門課程を修了し、87年に旧厚生省に異動した。社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長や健康局結核感染症課長、仙台検疫所長、大臣官房厚生科学課長等を務めた。2015年10月から17年7月まで健康局長を務め、その後は成田空港検疫所長、国立保健医療科学院長を歴任した。又、埼玉県の東松山保健所長や和歌山県福祉保健部次長、熊本市副市長等の経験から、「保健所等地方行政にも明るい」(厚労省幹部)とされる。

 熊本大学の学生時代には、同じ大学出身の女優、宮崎美子さんと交際していた。芸能界入り後も、友人付き合いが続いていたと見られ、ある幹部は「福島さんと飲み会をしていたら、その席に宮崎さんが来た事も有り、とても驚いた」と話す。熊本藩の御典医の家系としても知られており、逸話に事欠かない人物だ。

 ただ、仕事面での評判は芳しくない。特に、有名なのは健康局長時代だ。塩崎恭久元厚労相が受動喫煙対策を強化する為、健康増進法を改正しようとした所、与党の猛烈な反対に遭い、難航した。福島氏は健康局長として、塩崎氏の意向に沿って与党への根回しに動くと見られたが、抵抗した事で知られている。当時を知る職員は「塩崎氏の案が実現しないと思ったのか、福島氏は後ろ向きな発言を繰り返し、塩崎氏の言う事を全く聞かなかった」と明かす。

 医務技監就任後の新型コロナ対策でも、存在感を発揮していない。20年の幹部人事で国立保健医療科学院長から医務技監に昇格したが、省内では驚きを持って迎えられた。ある幹部は「医務技監だった鈴木康裕氏が首相官邸から不評を買い、半ば更迭される様な形で辞めた。他に有力な後任がおらず、上がりポストの国立保健医療科学院長だった福島氏を持って来た」と説明する。新型インフルエンザの発生時に結核感染症課長等も務めている事から、感染症対策の手腕も期待されての抜擢だったものの、与党関係者は「医系技官の割に科学的説明に基づいた説明に乏しい」と手厳しい。省内でも「報告に上がっても直ぐに判断してくれず、医務技監で政策が詰まる事が有る。ワクチンについては完全に大坪寛子・大臣官房審議官頼みになっている」(中堅職員)という意見も有る。

 昨年秋の幹部人事でも、福島氏の交代論が浮上したが、「有力な後任候補とされた迫井正深氏が内閣官房の新型コロナウイルス感染症対策推進室長に転出した為、留任した経緯が有る」(幹部の一人)と言う。福島氏の周囲によれば「今回の幹部人事で辞める気でいる」とされ、「勇退」は既定路線とされる。ただ、新型コロナ対策が長引き、迫井氏が留任すれば、続投の可能性もわずかに残されており、今回の医系技官の幹部人事も予想外の展開になるかも知れない。

 

 

鈴木康裕 - Wikipedia

早速 天下り?

医務技監を最後に退官し、国際医療福祉大学学長。

 

「若者に声、届かなかった」 元厚労省コロナ対策司令官、怒涛の7か月―鈴木康裕・前厚生労働省医務技監(上) | データが軸の病院経営コンサルティング-グローバルヘルスコンサルティング

 

 

成果報酬の時代に向けて「医療の絶対権力者は医師」はもうやめよう―鈴木康裕・前厚生労働省医務技監(下) | データが軸の病院経営コンサルティング-グローバルヘルスコンサルティング

 

 

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