アメリカのエージェントとなった外務省

宮崎正弘の国際ニュース・早読み  <ラインス・プリーバ...

宮崎正弘vs高山正之『日本に外交はなかった』・(自由社)

13章. アメリカのエージェントとなった外務省

占領解除前後に、駐独大使館や中米大使館にいたキャリア組はみんな出世する。日米開戦時の真珠湾攻撃の際、最後通告を時間どおりに手交できなかったことの責任者井口貞夫は昭和26(1951)年の講話条約締結の際の事務次官タイプを打たないで遊びに行った奥村勝蔵は占領解除後に外務次官になる。駐独大使館にいた外交官で責任を取って自ら身を引いたのは大島浩だけ。もっとも大島は根っからの外務省キャリア組ではなく、陸軍出身でした
・今の日本外交がなっていないのは、外務省の官僚的な体質の弊害があります。お役所仕事、縄張り意識と、省内だけの政治を見て出世だけはしようというおこがましい限りの処世術が目立つ(宮崎氏)。

これはほんの一部の引用だが、随所に、目にウロコの(マスゴミ、偏向教科書が意図的に隠す事実)情報が満載で、つい飲食を忘れるほどの面白さである。今までの歴史認識がガラリと変わる痛快さでもある。

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