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あとはおまかせ
大規模核シェルター は 政府首脳用には 約立たない
非核三原則を廃止するほうが先だろ。政治的に核兵器は存在してはいけないことになっているのに、核攻撃される心配をしても仕方ない。
政府と皇族専用の地下避難施設はあるのだろうけど、どの程度の規模かといえば、おそらくマリウポリの地下要塞とは比べ物にならないよ。
てっとりばやく作りたいなら旧松代大本営跡地を完成させたらよいだろう。
ただ、アメリカはそういう地下大要塞で政府首脳を守るのは諦めてしまっているけどな。アメリカでは核戦争になったら大統領・国防長官などの国家指揮権限(NCA)保持者および幕僚はホワイトハウスやペンタゴンからヘリコプターでアンドルーズ空軍基地に移動してE-4Bナイトウォッチ国家空中作戦センターに搭乗し、空中から作戦指揮をとる方式だ。
空中なら核爆発の衝撃波や爆風から逃れることができるし、強力な通信設備を積んだ飛行機なら空中給油をしながらエンジンオイルがなくなるまで指揮を継続できる。地上のシェルターなら地下施設が耐えても地上部の通信アンテナが破壊され指揮能力を失う。
アメリカはシャイアン山をくり抜いた有名な北米航空宇宙防衛司令部の他にも国内に存続政府のための核シェルターが6箇所あるらしいが、こうした大規模シェルターは当然ロシアや中共にも位置を把握されている。大規模なトンネル工事を排出される土砂の処理などを鑑みても秘密裏に行うことはできないからだ。移動できない以上当然攻撃のターゲットになる。どんなに丈夫につくっていてもミサイルサイロ破壊用の地表爆発型の核弾頭を何発も打ち込まれたら耐えられない。
今はどうか知らんが旧ソ連は有名なNORADを破壊するために20メガトン規模のバンカーバスター型核弾頭をICBMに搭載していた。つまり政府や軍が核シェルターをつくるということはそれが開戦初期にはC3iを麻痺させるためや斬首作戦の戦略攻撃のターゲットになるということなんだね。だから核戦争が起きた際の政府存続のためにはあまり意味がないんだ。
日本なら空中指揮機もいいけど戦略ミサイル原潜の配備とならんで要人避難用と指揮用の司令部原子力潜水艦を作ったら良いとおもう。
東京湾に待機させたら10分程度で皇族や政府首脳を避難させることができる。
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