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これから華々しい生活が待っている小室圭さんに味わってほしい『草枕』の名文
これから華々しい生活が待っている小室圭さんに味わってほしい『草枕』の名文 激務、夜の社交界、恩返しの日々で懸念される眞子さんとの「心の距離」 | JBpress (ジェイビープレス)
ニューヨークのアッパークラスでは、毎夜のごとくパーティが開かれ、政財界人、芸能人、アーティストなどが一堂に会する。小室さんも、そうしたニューヨークの社交界に、早晩デビューすることになろう。しかも、多くのパーティは夫人同伴が基本だ。つまり眞子さんも小室さんとともに、ドンペリとキャビアの宴に吸い込まれていくことになる
しかし、伴侶の眞子さんはどうだろうか? 「複雑性PTSD」が小康を保っているならいいが、そうでないとしたら、大勢の人の目にさらされるパーティは、ストレスとならないのだろうか? そうとは感じつつも、愛する小室さんのために、無理をすることにはならないのだろうか?
皇室で公務を担われていた当時も、どちらかと言えば控えめで、決して自ら前に出ることのなかった眞子さんは、周囲に気を配る繊細な心の持ち主であった。だからこそ、これから待ち受けるセレブリティたちの嬌声がさんざめく世界に、馴染んでいけないような気がするのだ
上昇志向の強い小室さんと、社会貢献を望む眞子さん
心配なのは、合法とはいえ、利益のためなら手段を選ばないアメリカ流のやり方に、眞子さんが心を痛めないかという点だ。
皇室は常に国民に寄り添い、悲しみに沈む人や声を上げられない弱き立場の人びとに、心を寄せ続けている。眞子さんも、天皇皇后両陛下や上皇ご夫妻、そして秋篠宮家のご両親のなさり方を肌身で感じつつ成長してきたことから、皇室の無私の献身が身に沁みついているはずだ。もちろん、皇室を離れた今は、生活のために現実を受け入れなければならないのは、承知しているだろうが、人の心はすぐに変わるとは思えない。
義理立て」と「恩返し」に明け暮れる日々
小室さんには、是非、夏目漱石の『草枕』の冒頭に出てくる、あの名文をじっくりと味わって、合格の知らせに浮かれることなく、しばし沈思黙考を促したい。
「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に、人の世は住みにくい」
人生はそういうものだと腹に据えてもらいたいものだ。
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