過ちを繰り返さなければ戦争は起きないか？
戦争を起こさないためにロシアや中国や北朝鮮を見逃した結果、今まで数千万人がなくなりました。
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画像引用：https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/daijinkanbou/sensai/virtual/memorialsite/hiroshima_hiroshima_002/index.html総務省｜一般戦災死没者の追悼｜原爆死没者慰霊碑（広島平和都市記念碑）



最初の間違いは平和主義

2022年2月24日に始まったロシア軍のウクライナ侵攻は、世界は平和になったという幻想を吹き飛ばした。

「人類は進化し戦争を乗り越えたので、もう2度と戦争は起きない」という妄想は世界各地で定期的に表れている。

そのひとつは広島や長崎の平和公園の「過ちは2度と繰り返しません」のような碑文で、裏を返すと「念じれば戦争は起きない」という幻想に過ぎない。


自分が過ちをおかさなくても悪意を持つ人間が押し入ってくるので、しっかり鍵をかけて武装しなくてはならない。

だが第一次大戦前も第二次大戦前も、朝鮮戦争前もベトナム戦争前も、湾岸戦争前もウクライナ侵攻前も「2度と戦争は起きない」幻想を人々は抱いていた。

第一次大戦前に欧州各国は「戦争を起こさない為」クモの巣のように同盟関係を張り巡らし、これでもう戦争は起きないと考えた。


だがオーストラリアでテロリストがオーストラリア皇太子をおそい、張り巡らせた同盟のせいで世界大戦に発展した。

一人のテロリストあるいは活動家が、外国要人をおそっただけの事件だが、同盟関係があったために全欧州が参戦する羽目になった。

今欧州とアメリカはNATOで同盟国になっているが、一か国でも攻撃されたら全ての国が参戦すると書かれている。


第一次大戦の教訓はこのような方法だといつか全加盟国が参戦する戦争が起きるという事でした。

第二次大戦前も「もう人類は戦争という病気を克服した」のような考えが一般的で、これがヒトラーを利した。

ドイツが周辺国を次々に併合し始めてもイギリスとフランスは「世界大戦を引き起こす」として見逃しました。



平和主義者が戦争をつくった

平和主義者たちが「戦争は良くない」と言ってドイツを見逃し続けたことが、その後本当の世界大戦を引き起こした。

2022年のロシアによるウクライナ侵攻は2014年にウクライナ政変と紛争があり、ロシアはウクライナ領内に親ロシア地域をつくった。

親ロシア地域の武装勢力は実際にはロシア軍や特殊部隊、ロシアの工作員が作った勢力で、兵器などは１００％ロシアが供給していた。


ロシアはウクライナ領のクリミア半島に特殊部隊を侵入させ占拠し、欧米はこれを見逃したために住民は監視下で独立投票をさせられた。

自分の意思に反して投票させられたのは明白だったが、これも欧米は見逃してクリミアは正式にロシアに編入されてしまった。

NATOと欧米は「戦争を起こしてはいけない」とロシアの行為を見逃し続け、ロシアはウクライナに侵攻しても欧米が見逃すと確信した。


プーチンが侵攻を宣言しても米英独仏はロシアに文句を言いながら「経済制裁しかしない」と宣言し、ロシア軍は堂々と国境を越えてウクライナに進軍した。

だがそこでウクライナ軍に返り討ちされてしまい、アメリカは携帯用兵器などでウクライナを支援する事にした。

ホワイトハウスは「キエフは24時間で占領するだろう」とプロレスの観客のような事を言っていたが、ウクライナは予想外に持ちこたえた。


アメリカは軍事支援を増やし、もしかしたらウクライナが粘り勝ちする可能性も出てきた。

するとアメリカは射程40キロ以上のりゅう弾砲を提供する事にしたが、戦闘機や戦車やミサイルは「ロシアを刺激する」として拒否している。

米政府では平和主義者の力が強く、彼らは「攻撃的兵器をウクライナに提供すればロシアと核戦争になる」として援助そものに反対してきた。


侵攻時に「ウクライナを見捨てる」ようバイデン大統領に迫ったのも米政府の平和主義者で、つくづく害にしかならない連中です。

平和主義者がプーチンやヒトラーを育て、侵攻を見逃してついには世界大戦を引き起こします