トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「テレビドアホンに交換する際に気をつけること」の巻

2022年06月18日 | 店主
昨日、チャイム(ブザー)をテレビドアホンに交換させていただいたのですが



 


  



 




玄関先の押鉛をテレビドアホンの子機に交換するのですが、その時に気をつけることがあります。







チャイムによっては、押鉛に100Vが流れていることがあるからです。



私は時々押鉛から取り替えることがありますが(本体を確認してから)、この場合、押鉛を子機に取り替えた時点で子機に100Vが流れ基板が焼損してしまいますね、


もちろん、押鉛から外した線が触れて感電またはショートすることもありますからご用心




今回のお客様宅では、ブザー本体を外してみてわかったのですが100V直結型のブザーが取り付けてありました。


珍しいです


ナショナル製でした。


もちろん、来客時は“ブー”と鳴るだけ



今回、ブザー本体取り替え作業からはじめて正解でした。





現在の製品は、同じ100V直結タイプでもチャイム内部にトランス(変圧器)が内蔵されてあり、交流を直流に変換してますので押鉛には100Vが流れていませんから安心



今回のような100Vタイプのブザーをテレビドアホンに切り替えるには電気工事士の資格が必要なんです。


ブザーに繋がれた100Vの線をテレビドアホンの本体の電源に接続して、押鉛に繋がれた線をテレビドアホンの子機端子に接続





これでブザーからテレビドアホンにかわりました。



テレビドアホンには、電源コード付きと100V直結型があります。


電源コード付き



100V直結型には電源コードはありません



100V直結型の取り付けには電気工事士の資格が必要なんですが、電源コードを接続すれば誰でも取り付けてできます。


間違って100V直結型を購入されたら、電源コードを追加購入してください









これを





本体の裏に接続すれば、電源コード付きと同じになります。


古いチャイムを交換の際は、100V直結型に気をつけてください


きょうはここまで



つづく