トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「テレビが映らなくなったら」の巻

2023年11月13日 | 店主
お得意様から朝一で「テレビが映らなくなった」と修理依頼があり


定休日も、このような対応からスタート


テレビ(放送)が映らなくなった場合、他の部屋にもテレビがあればそちらの状況もお伝えください

すべてのテレビが映らなくなっているのか、そのうちの1台だけなのかで準備するものが違ってきます。


1台だけなら、テレビ本体の故障を疑いますから必要なら貸しテレビを準備しますが


どの部屋のテレビも映らない場合は、アンテナの受信不良や受信した電波を増幅するブースターの不具合を疑い、交換用のブースター等を準備して訪問します




こちらのお客様宅は、どの部屋も映らない状態でしたのでブースターを調べます


ブースターは天井裏


クローゼットの点検口から屋根裏に上がり、ブースターの状態を確認

案の定、ブースターの電源ランプが点いていませんでしたので、ブースターの電源を持参した新しいものに交換


これですべての部屋のテレビが映るようになり、お客様も楽しみにしている日曜日のテレビ放送を視聴できるようになりました。


壊れたブースターの電源は




管ヒューズが切れずにチップ部品が弾けています(゚o゚;


DXアンテナの商品ですが


GCU433D1、GC38、BU433D1などの電源





PSH20S


これが2~5年でよく壊れます


リコールをしてもらいたいぐらいの頻度ですよ




これは設計不良だと思われます


外部からの高電圧(雷など)が入れば、管ヒューズが切れて当然なのですが、基板のチップ部品が損傷するのは内部電圧に異常を起こすから


この10年間で同じ故障ばかりが続いているので、その都度DXアンテナさんに抗議してますが自社の責任を認めません

外部からの高電圧が入ったための影響だと一点張り


DXアンテナは情けないメーカーです


まぁ、取り扱いをしなければよいだけのことなんですがねぇ


しかし、これが原因で火災でも起きなければメーカーは設計ミスを認めないでしょう


設計ミスを認めれば、過去の製品に対しても保証しなければなりませんから、メーカーとしてはどうしても避けなければなりません


そのうちにDXアンテナは改良された物へと隠密に取って代わり、メーカーとしては故障扱いで新しいものが売れ儲かりますねぇ、信用は失いますが・・・


DXアンテナさんどうします


きょうはここまで


つづく