トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「引き込み線の修理は怖い」の巻

2023年02月16日 | 店主
お得意様から






「電気の検針で、電柱からの引き込み線が被膜が取れて危ないから早急に修理してもらってくださいと言われたのでお願いします」


と、急ぎの修理依頼でした。







引き込み線は活線となり200Vが流れていますから、被膜が取れたケーブルは身体が触れる以上に怖いのがケーブルどうしが触れてショートすること


(画像はお借りしてます)


見ての通り、3本の線がお家からの電線と電柱からの電線と繋がれていますが、新しいうちは赤、白、黒の被膜でしっかり保護されてます。







しかし、経年劣化で紫外線に侵された被膜はボロボロになります。



(画像はお借りしてます)


特に白色の劣化は早い


これは、ケーブルの種類に違いがあり電柱からの引き込み線は紫外線に強く、メーターからのケーブルは外皮膜を剥ぎ取ると紫外線には弱いのです。


昔からこのような状況になることはわかっているので、工事担当者によっては丁寧にテーピングされる人もおられますが、大部分はそのまま引き込み線と接続されてます。


20年ぐらい経過したケーブルは皮膜がボロボロと剥がれ落ち、銅線が剥き出し状態になってしまいます。


これをそのまま放置すると、風雨によって漏電やショートしますから危険なんですね


作業としては

ケーブルどうしが触れないようにゴムシートをそれぞれのケーブルに被せ、1本ずつテーピングしますが、自己融着テープを巻いてその上に絶縁テープを巻く作業になりますから手間がかかります。


寒風の中での作業は指がかじかんで思うようには動かないのが辛いところ・・・(T^T)


先日のエコキュート取り替え作業も






寒風の中で頑張りました。


その前には





屋内のダウンライトをLEDに取り替え作業をしたんですが






今回は半分だけ交換させていただいたんですが、屋内は暖かくて作業もはかどりますから良かったです。


屋内の仕事をお待ちしています(笑)



きょうはここまで



つづく