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トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「エアコンから水漏れ」の巻

2019年07月02日 | 店主
「晴れの国 おかやま」 倉敷市上東のトモエデンキ です。 《暮らしの安全・快適・省エネのお手伝い》をモットーに日々頑張っています。


午前中はパソコンとプリンターを真備町のお得意様に納品 まだまだ昨年の水害の傷跡はあちこちに残ってます。




午後からは、エアコンの水漏れ修理に訪問


エアコン室内機からの水漏れ原因は、大きく分けて3通り


まずは室内機の各部名称をおさらい

ネットより拝借



1、排水経路の詰まり、もしくはドレンホースの先端付近が逆勾配か、先端をバケツなどに入れ排水を貯めてふさがっていることによりドレンパン(雨樋みたいなもの)から溢れ漏水



2、ドレンパンの破損(稀にひび割れている)もしくは排水ホースの接続不良による漏水



3、熱交換機やドレンパンへ水垢などが付き、ドレンパン外へ水滴が落ち漏水


なかには稀なケースがあるかもしれませんが、私の体験した水漏れはこの3通りです。

処置としては

1は詰まりの原因を取り除く


2はドレンパンの補修か交換、ドレンホースの修復


3はエアコンクリーニングをおすすめします 。


今回の水漏れは3番目 熱交換機の裏側に付いた水垢を伝ってドレンパン外へ水滴が落下してまして

この汚れを取り除くには、エアコンクリーニングが良いのですが、この時期は直ぐの対応ができませんので、とりあえず熱交換機に付いた汚れを取り除くことに

しかし、この作業はドレンパンやクロスファンを外さなければできませんので時間も費やしてしまうんですよ

そして、このクロスファンを外すのがいちばん面倒なんです(-_-;)




特別にあつらえた工具(20数年前にナショナルサービスにて購入)でクロスファンとモーター軸を固定しているネジを緩めます。


パナソニック製エアコンのクロスファンには、ネジの脱着用に右端の羽根の一部を開けてます。

通常のプラスドライバーでは取り外しが難しいネジなのと、ソケットレンチが入らない中途半端な隙間(笑) そこでメーカーサービスは専用工具を造りました。


その工具は、



柄の長いドライバーで、先端が六角ボルトを回すソケットになってるんですが、通常のソケットではクロスファンのボルト専用の隙間を通らないため、特殊な形状に加工されてます。


修理はもちろん、エアコンクリーニングでも重宝してますね


ところで、修理に取り掛かった時に気になったことが

それは、このエアコン(フィルター自動掃除機能付き)のフィルターにホコリが残っていてね

ナショナルのエアコンなんですが、ホコリを吐き出すホースなど詰まりもなく、掃除ロボットも正常に動きますし・・・


で、よく見ると毛虫のような物が中に転がってまして

それがお掃除ロボットのフィルターからホコリをかきとる部品の一部でした。





青いバーの裏側に取り付けてある物






掃除ロボットを外して取り付け







とりあえず、速効性の接着剤で所定位置に貼り付け、しばらく様子を見ることに


以上、現場からでした(笑)


きょうはここまで


つづく