トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「深層心理に迫る」の巻

2019年07月04日 | 店主
「晴れの国 おかやま」 倉敷市上東のトモエデンキ です。 《暮らしの安全・快適・省エネのお手伝い》をモットーに日々頑張っています。


お客様が本当は何を必要としているのかを導き出してこそ、私の存在理由があるのです。



きょうは朝一からインターホンの修理に訪問

実は、昨日訪問予定でしたが、その日の予定がずれ込み、そこへ急ぎの用事も入ったために1日ずらしていただいたのです。


修理依頼の内容は、インターホンで室内からの声が外玄関の子機に出ないと言うことでした。

パナソニックの VL-F411K

このタイプは、玄関子機のスピーカ不良が多い

スピーカーの交換だけも可能ですが、子機の交換をしたほうが得策かと思います。

お客様とお話しをしていて気付きました。

本当はテレビドアホンに取り替えたいのだと

当初は 「年寄りの二人暮らしだから、そんな高価な物はいらないなぁ」

と言われていたんです。


最初は子機だけ交換するつもりでしたが、お話しをしているうちにお客様は勘違いされているのだと言うことに気付き

お客様は テレビドアホンは高額で操作が難しい物だと思っているようでした。


そのため、以下の説明をさせていただきました。

まず、テレビドアホンだと訪問客が録画され、何かあれば後でご子息が確認できます。

夜も訪問客の顔がはっきりと見えますので、応対もスムーズ にでき

玄関先で異変を感じたら、モニタースイッチを押せば様子が確認できます。

セールスマンや宗教の勧誘など、画像を見てから応対するかどうかの判断ができます。

普段の操作は、来客時に対応される場合は通話を一度押すだけで会話ができますから、難しい操作は必要ないんですね

価格は取り替え費込みで一万円ぐらいからあります。


と、そんな説明をさせていただいたら

「じゃ、修理はやめてテレビドアホンを付けてください」


ありがとうございますm(_ _)m

で、そんなこともあろうかと 準備は怠りなく(笑)



パナソニックのVL-SZ30KL 早速、取り替えさせていただきました。



お客様が画像を見て

「すごくきれいに見えますねぇ、これなら誰が来たかよくわかっていいです。テレビドアホンにして良かったぁ~」

と、喜んでいただけました。


次に訪問させていただいた先はお得意様で、

「エアコンの効きが悪い、または効かなくなる」と言うことでした。


購入していただいてから4年経過 エラー表示は無く、室内機からは冷風が出ておりました。

とりあえずガス圧チェック 圧力メーターを繋いで見ると



この時期なら正常値ですね 、配管の状態も



高圧側に水滴が付いていますのでまず大丈夫でしょう

では、なぜ冷えが悪いのか(訪問時は冷えていましたが・・・)




二階のベランダ置きで、目隠し壁との隙間は問題ないのですが、高さがあるため吐き出した熱い排熱が後ろに回り込んでショートサーキット現象を起こしているのかもしれません


対策として、後日、室外機に高足の専用架台を取り付けかさ上げして様子を見ていただくことに



台の高さは50センチありますから、高過ぎず低く過ぎず

これで問題が解消できなければ、熱交センサーを取り替える予定です。

その後も修理や納品であちこち訪問


きょうはここまで


つづく