トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「エアコンが冷えない原因はキャピラリーチューブの詰まりかも」の巻

2019年09月04日 | 店主

「晴れの国 おかやま」 倉敷市上東のトモエデンキです。【暮らしの安全・快適・省エネ】をモットーに日々頑張っています。
 電気に限らず、困ったことがあったらご一報ください、きっとお役にたちますよ


午前中は、お得意様宅のトイレ一式交換

玄関からトイレまで養生をしますが、お客様が用意してくれたゴールドカーペット




ありがたく使わせていただきます。


では、これから取り替え工事にうつりますが、準備はいいですか?

よければ手をあげて




はぁ~い

なんてね(笑)





パナソニックのアラウーノに交換完了




「ありがとう!とトイレも言ってます(笑)

完成までワンオペで二時間コースでした。


午後からは、まだまだつづくエアコンの修理




二階の屋根上でガス圧を計りますが、正常

と思っていたら、しばらくすると徐々に圧力が上がり室外機はストップ


キャピラリーチューブの詰まりでしょうか・・・


キャピラリーチューブの詰まりだと修理費用も高くなりますので、費用対効果から買い替えをしていただくことになりました。

キャピラリーチューブが詰まる原因は色々あります。

室外機の中にある高圧になったガスの圧力を下げるために使われていますが、配管内径が針ぐらいの細さですので、ちょっとした異物がガスに混じっていると詰まることがあります。

エアコンの取り付けで、よく配管を接続した後に真空引きを規定圧までしますと言いますよね

配管内に空気が残っていると、空気中に水分が含まれいるため、水分が冷えたガスによって氷になりキャピラリーチューブで詰まるからとメーカーサービスに教わったことがあります。(定かではありませんが)

ですから、真空引きの作業は必要なのです。(水分だけではなく、空気その物もコンプレッサーのオイルを酸化させますのでよくないと言うことです)

この場合、時間が経てば氷は溶けますので詰まりは解消されますから、通常は冷えたり冷えなくなったりを繰り返しますので、ガスを入れ替えすれば直るかもしれませんが、回収、充填、真空引きと作業が必要になり費用もそれなりに・・・

しかし、異物がゴミ(取り付け時の銅管の切りカスや製造段階の溶接に伴うカーボンなど)の場合は、一旦詰まると回復は無理でしょうからキャピラリーチューブなどの交換が必要になります。

キャピラリーチューブを交換するには、ガスの回収と充填、溶接による部品の脱着作業が必要になりますので高額な修理費用が必要になるのです。


私はこのような修理はできませんので、メーカーサービスに依頼させていただきます。


ですが、当店にて取り付けさせていただいたエアコンに関しては、未だにこのような故障は経験していません


まぁ、真空引きは当たり前なんで、製造不良に当たらなければ大丈夫


今回の内容は、すべて正しいかどうかはわかりませんので、参考程度とお考えください

きょうはここまで


つづく