ねこ×本=アタシ

書店員mimi。5匹の猫と暮らしてます♪

◎天使*モカ④◎

2019-01-12 21:40:18 | CATS
天使*モカ③の続きです。

モカの頭を異常に掻く行動(発作)は日に日に酷くなる一方。

そして、何故か同じ場所を
クルクル回るようになりました…。

ここで脳の病気かといろいろ調べ…
とても嫌な病名を見つけました。

猫伝染性腹膜炎(FIP)

動画をみると同じような症状。

旦那さんがモカの発作を動画に撮ってくれ、
その動画を病院で見てもらうことにしました。


ちょうどクリスマスの日。
サンタさんにもらったキャリーで、
はじめての外出が病院…。

先生に動画を見せると、
途端に顔色が変わり、
「すぐに検査をしましょう!」
注射器3本に血液を取られ…
しんどいだろうに、頑張ったモカ。

結果は…やはり最悪の結果でした。

猫伝染性腹膜炎ドライタイプ
食欲不振・神経障害による旋回・ふらつき…
嘔吐下痢は無かったので、
更に発見が遅れた模様。

「ここまで症状が進行していると、残念ですが…」

え?残念って何?
何かしてあげられる事はないの?


発症してしまうと助かる可能性はほぼゼロ。
主に子猫に発症が多く、
早くて1週間…
長くても3ヶ月の命…。

目の前が真っ暗になりました

せめてもの延命として薬を処方してもらいました

そこからはただただ見守る日々。
子供達は冬休みだったので、
常につきっきりで様子を見てくれました。

ご飯が食べられなくなり…
歩けなくなり…
トイレに行けなくなり…
水が飲めなくなり…

でも、そんな身体でもモカは
アタシのそばにいようと
必死に這って、付いてきました。


薬も頑張って飲んでいましたが、
飲み込めなくなり、諦めました。

そして冬休みも終わり、
その頃には寝たきりで全く動けず…
トイレもシーツをひいて対応してました。

心配だけど仕事には行けないといけない。
何かあったらいけないので、
ゲージの床にホットカーペットを敷き、
トイレシーツを敷き、
タオルを重ね、
後ろ髪を引かれながら出勤していました。

全然動けないハズなのに、
仕事から帰るとゲージの中で
座って出迎えてくれたモカ。

出してあげるとすぐに擦り寄り、
ずっとひっついてました。


一年前の1月12日。
仕事が休みだったアタシ。
買い物に行こうとすると…

身体のひきつけがおこりました。

「置いて行かないで!」

モカの精一杯の抵抗。

そこからは数時間おきに、ひきつけがおこり…
家族全員が見守る中…
必死に生きようとするモカ。

夜になるとひきつけの感覚が短くなり…
息が出来なくなるのか、
大きくえづくようになり

一晩中見守りましたが…

1月13日、朝4時半…
アタシの腕の中で…
天国に旅立ちました


旅立つ直前、
一瞬元気な頃の可愛い顔になったモカ。


わずか7ヶ月の命。
体重は700gになってました。

辛かったよね。
しんどかったよね。

だけど最後までママを好きでいてくれたね。


体調を崩してから、3週間、
ずっと一緒にリビングで寝てたアタシを、
気遣って、旅立ったのかな。

みんなの予定を分かっていたかのようなモカ。

迷惑のかからない早朝に、
みんなに最後の挨拶を出来るように、
ゆっくりと旅立ったモカ。



みんなモカが大好きだったよ❤︎

短い間だったけど、
家族に笑顔と幸せを
ありがとう

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