今日は亡くなった母の70歳のお誕生日です。
「古希」ですよね。
私自身、母の亡くなった年齢よりも5つも上になりました。
親の亡くなった年齢というのは非常にたくさんの方が自分もそこまで生きられるのか?と思う傾向にあるようです。
私自身も長くそう思ってきました。
でも、有難いことに私は今も生きています。
親だけではないのかも知れませんが、身内が亡くなると・・。
その時精一杯のことを自分は多分しているんですよ。
でも、もっと何か出来たのではないかと思う方も多いと思うし、私もそうでした。
今もお水やお線香を上げていますが、そういう想いは時が解決してくれるのだと思います。
今ではとても穏やかな感謝の気持ちで手を合わせています。
宗教的なことではなく、お線香は3本上げます。
父方先祖の分、母方先祖の分、そして母の分ですね。
これはもう結構長い間そうしていますよ。
父は存命ですが、両親のご先祖様にも感謝の意味を込めてそうしています。
母は料理がとても得意でしたが、誰かに習ったとかではないんですね。
全て見よう見まねなんです。
それが器用に出来た人なんですね。
北海道で言う「ざんぎ」とか、お好み焼きとかも上手だったし、茶わん蒸しとかいなり寿司とか数えたらキリがないです。
でも何日か前からちょっと食べたいのが「たらこ和え」なんです。
生のたらこと糸こんにゃくの和え物で、そんなに難しくはないと思うのですが、母が作ると本当に美味しかったんです。
こちらでも生のたらこって売っているかな?
そんなことも知らないくらい自分では作ったことが無いです(笑)
残念ながら母の味は何一つ受け継いでない残念な私です
この人は絶対100歳まで生きると思っていましたから・・。
私の人生の中でもやはり母は大きな影響力があるんですね。
反面教師でもあれば、憧れでもある。
自由奔放、天真爛漫。
何だか最近ちょっと近づいてきたような気もしないでもないですよね?(笑)
でも、母の人生は母の人生。
私の人生は私の人生ですから、全く別だと思います。
今、ここにある私という人生を喜びを持って生きることが一番の親孝行じゃないかと思います。
「お母ちゃん、私は幸せだよ」
ありがとうございました。
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