静岡市の再現美容師の松井文子(あやこ)です。今日は私個人のことをお話させていただきます。
2016年に乳がん発症、ステージ1、ホルモン受容体、浸潤。右乳房全摘してホルモン治療中。
再発・転移のリスクは低いと思っていましたが、まさかの結果になってしまいました。
昨年の梅雨時くらいから全摘した胸の傷がズキズキピリピリし始め、脇の下も重苦しい感じで、肩こりや背中の痛みがあり、
手術で神経を切られた痛みだと思っていました。「乳房切除後疼痛症候群」だと・・・。経験した方からも同じような症状があるとも聞いていたし、
自分だけじゃないんだとも思っていました。もちろん2か月に一度の通院の時にも主治医には伝えていました。冷えや気圧の変化で症状が悪化するときもあるしね・・・。と、痛み止めの薬を処方してもらってました。肩や背中は整形外科にも行ってレントゲンを撮ってもらったりしました。痛み止めと湿布をもらって様子を見る感じでした。想定内の痛みだと思い、上手に付き合っていくしかないな・・・。
しかし、夜も眠れなくなってきて・・・。昨年の11月の通院の時に血液検査をしました。結果はいつも次回(2か月後)。電話連絡はしないクリニックなので、でも悪かったらあるかな?と。まず一つ目の反省点は次回まで待たず直ぐ聞きに行かなかったこと。
痛みはずっと続いたまま、今年の通院で血液検査の結果を聞き、白血球と腫瘍マーカーの値がよろしくないと。PET検査をすることに。
PETは初めてで緊張しましたが全く苦痛に感じない検査でした。1週間後(1月25日)、クリニックに結果を聞きに行きました。
まさかの再発・転移でした。主治医も驚いていました。「私もショックです・・・。」と。いやいや、すぐに血液検査の結果を聞きに来なかったのは私だけど、ずっと痛いと言ってきたのに・・・。もっと早く血液検査とかやってくれていたら・・・。と。言いたかったけどこらえました。
右乳房内に再発腫瘍、右第6肋骨が溶骨、右胸膜はん種疑い右胸水貯留あり、多発リンパ節転移、肝転移、多発骨転移疑い。
放射線と薬での治療が必要ということで、手術をした総合病院に・・・。
昨日行ってきました。またまた検査のオンパレードの予約票をもらってきました。2月の火曜日はすべて検査。
幸い、お店が休みの火曜日に入れてもらえるので助かります。放射線治療も朝イチになりそうなので仕事に間に合います。
痛みの原因が骨だったなんて・・・と思うけど、治療すれば良くなる!と思うと安心しました。
ウィッグを作製させてもらっているのでいろいろな方の様子をみることができるので助かる部分がいっぱいあります。
治療は大変かもしれませんが、やっつけてやろうと思います。
長々と失礼しました。ただ伝えたいことは、「おかしいかな?」と思ったら、躊躇なく症状を訴えることが必要だ。ということです。
ステージ1でも再発・転移があるということ。油断していたわけではないし、過信していたわけでもない。予想外のことが起きる病だということ。
コロナ感染が収束しない中、健診や受診をひかえる傾向があるとされています。にっくきコロナ!安心して病院に行かせてくださいな~。
お一人で悩まれることのないように、些細なことでもうちあけてくださいね。