アロマボトルを入れる型紙が作りたいとリクエストがありました。うーむ。重みもあるし、立てて倒れたりしないようにすることを考えると、布製の袋ではなく箱状のものが最適解と思われる…。カルトナージュができる方なのでそれで作るのがいいのでは?と思ったのですが、カルトナージュは量産には不向きなんだとか。
手元に中身となる実物がないため事前準備ができず出たとこ勝負なので当日型紙が無事完成する保証はできないことを了承頂き、一緒に大小のボトルケースの設計と試作をしました。最初は大きい方だけ巾着袋、小さい方はがま口で構想れていましたが、口金はなかなか安定的に同じ商品を仕入れられないため、どちらも巾着ということに。しかも大きい方に小さい方も収納しちゃうというアイディアも生まれました
まずは小さいサイズから作図の検証。円はつじつま合わせが難しく、どうしても誤差が発生するので何箇所か訂正が必要かと思いきや、一発で奇跡の及第点倒れないよう、内側には出し入れしやすい高さに調整した仕切りをつけています
大きい方はその計算式をもとにサイズ変更し、こちらも一発で及第点
ちゃんと入れ子になっています重みで底がぐにゃぐにゃしないよう、底板を入れてあります
5mm程度微調整してもいい箇所もありますが、あとはご本人次第この日のレッスン時間、なんと8時間
これは間違い無く史上最長
でも無事に完成して良かったです
この製図でどんな素敵な作品が生まれるか楽しみ