落ち着きましょう。

大阪から帰ってきた翌日、スーパーの品薄状態のチェックに行きました。写真はトイレットペーパーの棚。他にも、米、パン、水、レトルト食品、たまご、牛乳、（なぜか）ヨーグルトの陳列棚がガラガラになっていました。でも、お惣菜やお弁当、調理の必要な食材なら売っています。食べ物が何も売っていないという状況を想像していたのでまだまだそれほどの危機にはなっていないと思いました。

現在品薄でも、在庫はあるとのこと。全国的にマスクが品薄になった時と違い、品薄状態の解消は早いのではないかと思っています。停電、計画停電していない地域の皆さん、万が一の時のために備えるのはもう少し先にして、停電、計画停電している地域に電池を分けて下さいませんか？

今、自分や家族が風雨をしのげる家がある。
今、自分や家族が電気もガスも水道も使える。
今、自分や家族が災害によるけがや病気をしていない。

これだけで十分ではないですか？
落ち着きましょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

地震の翌日から、チェーンメールがいくつも届きました。友人から届くので信用してしまう情報。その信じる心を利用する輩がいるようです。こんな時にそんな心ないことをする輩は許せませんが、メールを転送した人も、（良かれと思って転送したのだとは思いますが）メールを転送した時点でチェーンメールの発信者と同等の責任が発生すると私は考えます。流したら流しっぱなしではなく、チェーンメールと気付いたらすぐに転送した人全員に謝罪の連絡を入れるべきだと思います。

そもそも、メールなりネットなり、情報を発信する時は注意が必要です。自分で確認できない情報は流さないのが安全だと思います。今回のことで私は、自分で調べたこと、経験したことだけを発信するように気をつけようと思いました。人から聞いたことを発信する場合は、その人が自分で調べたこと、経験したことだけにしたいと思います。

それから基本中の基本ですが、複数のアドレスに同じメールを送る時、その相手同士がお互いにメールアドレスを知らない場合はBCCで送りましょう。アドレスも個人情報です。

ちょっと待って！
そのメール、本当に信用できますか？
落ち着きましょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

市からの防犯メールによると、地震に便乗して詐欺をする犯罪者がいるようです。そんなことを考える知恵と時間があったら、被災地のために何かしろ！と言いたいです。

気をつけて！
本当に必要な人に必要な物やお金が届くよう、確実に安全な方法で寄付をして下さい。
落ち着きましょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「放射能が心配だから洗濯物は室内干しにしている」というママ友がいました。「都道府県別環境放射能水準調査結果」を見ればわかる通り、東京の放射能の値は平常値の範囲内です。連日の原発報道で不安になる気持ちはわかりますが、過剰な心配をしていては今後長く続くであろう地震の余波に対応していけません。パパママは見かけだけでもどんと構えて、子どもたちを安心させてあげて下さい。

自分と家族の身を守るため、情報収集はしっかりと。
落ち着きましょう。