スマホの使い方

昨日の朝のテレビで、「子どもたちはスマホでなにをしているの？」というコーナーがありました。スマホを使いこなす1～2歳の子から小学生までが登場。そしてその親が「1日中使っている」「やめてくれない」と言っていました。その対策としてタイマーを使うことを提案する内容でした。

はぁ「1日中使っている」「やめてくれない」のは、親がそうさせているからでしょう？条件も決めずに与えちゃうわけ？「スマホが当たり前の時代だから」と言って無制限に使うことを許して、体の成長への影響を心配しないのかしら？

そりゃ、子どもにとってスマホのコンテンツは魅力的です。やめられるわけがありません。
そりゃ、大人にとっても子どもに与えておけば座って静かにしていてくれるから楽です。

でも、実際に見たり体験したり、人と直接関わることはスマホではできません。
スマホの画面に向かっている間に、今しかできないことを逃します。

人類の長い歴史においてデジタルのゲームが登場したのはたかだか40年ぐらい前。
無線で通信できる機器を個人で所有するようになったのはたかだか20年ぐらい前。
それ以前は、人は大人も子どもも、待ち時間を上手に過ごしていました。

私はジャンボくんを「想像」や「創造」で遊んで「待てる」子どもに育てたい。
ジャンボくんにはiPadは1日10分という使用制限を設けていて（それだってすぐにはやめませんが）、外ではほとんどスマホを触らせません（私はガラケーだし）。

人それぞれでいいけれど、そのコーナーでは湯水のように子どもにスマホを使わせている親しか登場しなくて、そういうことをテレビでやってしまうとそれが多数派みたいになるので（実際そうなのかしら）、子どもが長時間スマホを使うことの問題提起ぐらいしたらどうかと思いました。そう思うのは、すでに少数派の古い人間なんでしょうか？