うちのサナギちゃん

中学受験は終わり、次にあるとしたら大学受験。中学受験は全く知らない世界だったのでたくさん調べて勉強もしました。自分が体験した高校受験、大学受験の感覚でそれを小学生に求めるのは違うこともわかりました。

とはいえ大学受験は自分たちの頃とはだいぶ変わっているらしい。古い情報を当てはめるのは間違った対応になる可能性が高い。大学受験までまだまだ時間があるものの、1年や2年なんてあっという間に経ってしまうし、今のうちに最近の大学受験がどうなっているのかの概要を聞きたいと思っていました。

でも塾や予備校に個人情報を差し出すのもなーと思っていたら、タイムリーにジャンボくんの学校で進路講演会がありました土曜日に開催してくれたので、夫と一緒に参加。後でアーカイブ配信もあるとのことでしたが、動画を視聴するのとその場で生で聴くのとは、入り方が違います

登壇者1：教育産業従事者

ざっくり大学入試について説明。それ、まさに求めていたやつ超ありがたい

「英検2級か準1級は取っておいた方がいい」

「暗記したものをアウトプットすることを『学力』と言う時代ではなくなりました」

ああその話、4年前にも入塾時に聞いて衝撃を受けたんだったわ

登壇者2：教育系かつ当校保護者

前半は上のお子さん2人の経験談、後半は思春期の子育ての秘訣を話してくれました。首がもげそうなほど同意

「総合型入試では素材（夢中と挫折）が必要」

いつでもどこでも自分が見られるように、備忘録として書いておきます

 

秘訣①
人間ではなく「さなぎ」！
秘訣②
エレベーターピッチしか効果なし
秘訣③
サポートデスクであれ！
秘訣④
叱るときは大型犬
秘訣⑤
パチンコだと思え！

質疑応答

Q「なんとかして偏差値の高い学校に入れても、ついていけなくて苦しいのでは？」

A「苦しめばいいじゃん？」

痛快もう、好き

人選も内容も最高だったし、質疑応答もより登壇者の良さが際立ち、「台本あるの？」というぐらい良かったです

まだ中2なのに高校生保護者の話を聞いてバタバタし始めて、せっかく社会に出てから本当に必要な力をつけられる余白のある学校なのに、周りの雑草を刈り取り、コンクリートで舗装してレールを敷こうとし始めている保護者の皆さんに聞かせてあげたい内容でした

この優良講演会を夫と聞けたことが大変意義あることでしたそれぞれ捉え方の違う部分はあっても、5年後に向けて同時にスタートできました女性は妊娠時代から子育てが始まっていて、最初はどうしても関わる時間の長短で差が出てしまうし、中学受験は私は調べて勉強したものの、あまり夫に共有できなかったことでうまくいかなかった部分もあったので（逆にうまくいった部分もありましたが）、あまり親の出番がない受験とはいえ、2人で支えていければと思います。

そして夫婦の共通認識としては、「うちのサナギちゃんは友好的なサナギちゃん」ということです特に最近穏やか夫が割と小型犬タイプなので、「あんまりサナギちゃんをつつきすぎない方がいいんじゃない？」とか便利に活用できる素敵ワードを授かりました

写真は季節柄、サナギではなくセミの抜け殻ですが