事件

子育てしていたら1度は経験するかもしれないと思っていたことを、今日の午前中に経験しました

今日は午後来客。最近来客続きで家は割ときれいになっているので、掃除は簡単に済ませました。そして、一昨日拭いた玄関のドア（外側）の拭き跡が汚かったことを思い出し、雑巾を持って外へ。ジャンボくんが私の靴を履いて出てくると面倒くさいし、ドアだけですぐ終わるので、ストッパーで開けっぱなしにはせずにドアを閉めました。我が家のドアは重いので、ジャンボくんはまだ開けられません。

ドアを閉めた直後、背後で

カチャッ

という乾いた音がしました。その瞬間、私はジャンボくんに閉めだされました我が家は上下2か所鍵がついていますが、下のカギはジャンボくんの手の届くところについています。最近、閉められるようになったのですが、開け方はマスターしていません

一生懸命話しかけてみるも、一向にまぐれの再「カチャッ」はありませんでしたしかしのんきなジャンボくん、私が「ドンドンドン」とドアを叩くと「ドンドンドン」と叩き返してきたりして、遊びだと思っているようでした。そして、泣きもせず、ブツブツおしゃべりしています。

管理人さんに頼んで開けてもらえばいいと思い、とりあえずドアを拭いてからフロントに行きました。そこで知った衝撃の事実…「このマンションでは合い鍵を保管していない」ということ私はてっきり、入居前に渡された鍵以外にも合い鍵があって、どこかで保管されているものだと思っていました。ここで考えられる選択肢は6つ。

(1)消防に来てもらう
(2)鍵屋に来てもらう
(3)隣の部屋のベランダの外側からベランダに入り、ガラス越しにジェスチャーで窓の鍵を開けさせる
(4)隣の部屋のベランダの緊急避難用の壁をつきやぶってベランダに入り、（以下同文）
(5)夫の会社に電話して、夫に帰ってきてもらう
(6)実家に電話して、母に来てもらう

(1)はドアを破壊することになりそうなのでできれば避けたい。(2)も数万かかりそうなので避けたい。(3)は2階ぐらいまでならやってもいいが、命を失いたくないので却下。(4)は壁を修復するのにこれまた費用がかさみそうなので避けたい。(5)は今日は体調が優れないのに出社したので午後帰宅する可能性を聞くと「今日は帰れない」と言っていたので午前中はなおさら無理。

今「(7)上の部屋の緊急避難用のはしごでベランダに下り、（以下同文）」という名案を思いつきましたが、その時は隣からのルートしか考えていなかったので、昨日来てもらったばかりだったのですがとりあえず(6)でいくことにしました。フロントの電話を借り、実家の電話番号が記憶している番号で合っているのかドキドキしながらダイヤルすると、母の声。良かった

実家から電車とバスを乗り継いで1時間。長い…。雑巾1枚しか所持品のない私。「別に閉めだされたわけではありません」という顔で掃除をしました。ドアだけ拭くつもりだったのに、窓枠も網戸も換気口も拭けて、ピカピカにしかし無情にもあっという間にこれ以上拭く場所はなくなってしまいました

しかも今日は気温13℃。一瞬のつもりで部屋着で出たので、寒さがこたえました風邪を引きたくないので、誰に上着を借りよう？と思っていたら、心配した管理人さんが上着を持ってきてくれました

しばらく廊下でウロウロしていましたが、ジャンボくんが泣く気配はないし（むしろ、玄関からいなくなった様子）、母の到着までまだまだ時間があるので、トイレに行ってロビーで吹きさらしの寒さをしのぐことにしました。用を足し、ロビーに向かうところで母に遭遇タクシーでかけつけてくれたので予想より早い到着でした

母の鍵でドアを開けると、案の定ジャンボくんは玄関にいませんでした。まるで、誰もいない1人の時間を満喫するかのように、普通に遊んでいた模様

しかし普通ではなかったのがジャンボくんの格好。なんと、下半身裸部屋にはオーバーオールとパンツが脱いだ形のまま並んでいました自分で脱いだことのない服だし、風呂でもないのに自ら服を脱いだこともありません。それが今、何故？？？？？しかし謎解きを楽しむ時間なんてありません。水たまりやら茶色い物体やらが部屋に転がっているかもしれません。慌てて部屋中くまなく探しましたが、それらしいものは見当たりませんでした。ますます深まる謎…

事件はこれにて一件落着だったのですが、ドタバタには続きがありまして…午後、お客様がマンション入口からインターホンを押した時、ジャンボくんとトイレにいたため気づかず、出られませんでした。お客様、「mimiさんに会いに来たのですが、○号室を押しても出ないんです。mimiさんの家は△階でいいんですよね？時間間違えたかしら？」と管理人さんに聞いたそうです。管理人さん、「△階ですよ。いるはずですよ。」とキッパリ。割と親しくさせてもらっている方だとは思いますが、階数や在宅しているかどうかまで把握しているのは今日だけ特別です「またmimi家か」と呆れたに違いありませんしばらく管理人さんに会うのが恥ずかしいです

写真は、うぃいいいいんと変な音のするハロウィンのおもちゃでひげそりのマネをするジャンボくんです