扉を開けて

今、楽しんでいること、
将来へ向けて考えること、
変形性股関節手術のこと、
折に触れて書いていきます。

敬老の日

2012年09月22日 | 日記

飯山で見つけた蓮の花
最後の一輪だった

花の命は短くて

花びらを落としたここを何と呼ぶのだろう
写真を撮って来なかったが
道の駅に、乾燥して真っ黒になっているものが売っていた
ドライフラワーとして使うのかな?
どうアレンジするのかな?

敬老の日に何となくテレビを見ていたら
NHKで「老い支度について」著名人にインタビューをしていた
前後の話いろいろあるのを省略して
ここだけ切り取って話を始めると悪いかもしれないが
インタビューに答えた人が
 「最悪の想定をしておくんです
  そうすれば、それより悪いことはないから
  想定より少しでも良ければラッキーって思えるでしょ」と
その人はその当時40代半ば、その年で想定できる最悪と
70代80代90代で実際起きる最悪は
想定外ってことにならないかしら

脚本家の山田太一さんとさわやか福祉財団の堀田力さん
当時66歳のお話が、老いの自覚を持ち始めた率直な
気持ちを話されていて、皆が通る入り口があると思った
その先の道をどう選ぶかだろう

私は介護の仕事をしてきた
80代90代になって見かけと体は衰えても
心は昔と変わらない
周囲から年寄り扱いされて傷つき、子供のような扱いを受けて
怒りそして、諦めて心を閉じていく
若い有能な時代があったことなどへの敬意もない環境に
放り込まれる

お行儀の良い老い支度本なんか性に合わない
私に手を掛けるのは(お世話になるのは)、
まだ歳をとるということが解からない元気な人達だ
尊厳だけは侵されたくない
さあて、私はどのように老年期を迎え撃つか
まだこれから戦う気である 


                  
カヌー漕ぎながら考える!