にざかな酒店

ひさしぶりに

刻停間の人らであそんでみました
漫画で描こうと思ったけど、量が多くなってしまったので脚本形式で。
では続きでどぞ。

空斗「もし死んだら自動で部屋が爆破されればいいのになー」
琉瑠「ふむ、では死んだ時のために今から補修金の貯蓄を」
空斗「あいあい」

数日後
空斗「貯金箱、目減りしてない?」
李々「琉瑠ちゃんが、お馬鹿な事言う人からはいくらまきあげてもいいっていってましたー☆」
琉瑠「貯金箱くらいでたりるわけないでしょう~」
空斗「はははひどいなー」


月影「部屋爆破って、死んでみたらエロ本見つかったくらいどうってことないだろーよ」
空斗「そうかな」
月影(って、まさか女だらけの家で本棚いっぱいのエロ本…!)おみそれしました!」
空斗「………多分君考えてること違うからこちゃおいで?」
月影「ははは何を言いますやらお前もたいがいじゃのう」
空斗「なーにーをー考えているのかな?」
月影「ってのは冗談にしてほんとは恥ずかしいポエムとかだろ」
空斗「それもちがう」
月影「んじゃーなんだよ書きかけラブレターか、ん?」
空斗「理由はなきゃだめなの?」
月影「そりゃそうだろ、理由なき犯行は認められません」


貴志美「まあ、青レンジャーの言わんとすることもわからんでもないようなー、
自分の生きてる証拠のこしたいとかよく昔聞いたけど中途半端に残されてもいやだよねー。
ほんとにいい人だったとか言われてもさ」
空斗「でも、貴志美さんて恋人死んだらねちねち回想しそうな人だよね?」
貴志美「なんで同調してそこ突っ込まれるか解説ぷろすぃーむ?」
注、ぷろすぃーむはぷりーずと同じ意味です。(チェコ語)


藤村「貴志美さんから聞いたわ。部屋いらないんなら私にちょうだい?
私、いつも両親領域じゃない自分の部屋欲しいって思ってたのよね…」
空斗「まだ死んでないからあげないよ」
藤村「ま、そんなもんよね。いらないって思っててもいざとなったらいるもんだわ」
空斗「人生そんなもんですよ」
藤村「人から見たら案外良いものよ。」


魅厘「お前がいらんこというから、私まで押さえられてるぞ」
空斗「って?」
魅厘「死んだらお二人の持ち物は一つとして無駄にしません!古着はリメイクして雑貨して、他のものもセンスにあうものは最大限有効活用です、と」
空斗「あー…最近ハンクラにこってるから…」
魅厘「まあ頼もしい事だが、柄のいい着物が押さえられてるのが困る」
空斗「いや、困るってあなた家の主人じゃないですか」
魅厘「使うと宣言されてるものをそうそう無駄にできんだろうが。」
空斗「それもなんか~」
魅厘「まあ死ぬの死なんのはおいておいて自分のものを有効活用されるのはある意味楽しみでもあるしな」
空斗「んー、俺の服なんか使えるんですかね」
魅厘「言ってやろう、お前の服はすごい狙い目だ。
男物の服を雑貨にするのははやっている上に『大は小をかねる』で用途が幅広い」
空斗「…うーん…死後の楽しみ、ですかね」
魅厘「当分先の話にしておいてくれ、葬式だなんだの死ぬと面倒だ」
空斗「はいはい」
魅厘「あの双子はうるさいだろうな(ため息)」
空斗「はあ」
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