美しき言尽くしてよ

小田原に行ってきました 

昨日の7月23日は、娘がお世話になっている指揮者の先生の別の合唱団であるシグナス合唱団の定期演奏会に行ってきました。
シグナスは白鳥座ですね。

去年は車で行ったのですが、今回は旅行気分でロマンスカーに乗っていくことにしました。たった37分乗るだけなんですけどね。





大山は雲を被ってよく見えず。
ですが、いいお天気です。





開演時間は13時半なのですが、ランチに薬と歌舞伎の外郎売で有名な
ういろうさんのやっている中華ランチを食べたかったので、早めに出かけました。
杏林亭です。予約は13時以降しかできなくて、11時から開店ですが、あっという間に満席になるようです。実際、11時15分には満席になっていました。






今回は初なので、飲茶セットにしました。













小籠包って、私はホテルの中華料理屋さんで食べたことしかないのですが、熱々っていうのを食べたことがなく、想像と違ってがっかりしていましたが、(もしかしたらやけどを気にして、そんなに熱々を出さないのかな)、初めて熱々を頂けました。

娘は出てきた汁そばを「ミスドの飲茶、懐かしいね。夏休みによく食べたね」とか(ミスドと変わらんみたいに)言うので、もう連れてこないわ。
汁そばも確かにミスドっぽかったけど、味が違うでしょう。
でも確かにミスドも割と頑張ってるなと思いました(笑)

ランチを食べながら、道すがら、11時前から待ち人が並んでいたうなぎ屋さんが気になって、調べてみました。すると、食べログ高評価。
今日は大暑なんで、丑の日じゃないけどいいんじゃない?と思い、その場で電話して予約ができるか聞いてみました(笑)
無事、予約できたので、演奏会後の楽しみも。一体何しにきたんだかね。

夫は食べることが楽しみなので、こういうところに連れてくる時は、おいしい店を探します。
杏林亭は女性は大好きな感じ。だけど、男性や娘のような若い子は物足りないのかもしれませんね。特に薬膳が好きな私は大満足でした~^^

まだ時間があるので、すぐそばの海に行ってみました。
御幸の浜です。明治天皇と皇后様が漁夫の地引網をご覧になったことから、御幸の浜と呼ばれるようになったそうです。




太陽が照りつける暑い日でしたが、冷たい風が心地よく吹いてきて、エアコンより涼しかったです。これはびっくりでした。
普通、私は海は暑くてすぐ退散なのですが、しばらく風に吹かれていました。

まだ時間があるので、次はお茶をしようと、娘は小田原城の隣にある二宮報徳神社のきんじろうカフェに行きたそうでしたが、私は道すがら見たレトロな喫茶店が気になったので、そちらに行きました。
私はきんじろうカフェは以前行ったことがあるからです。ただの私の我を通しただけです。

レトロな喫茶店はレトロでした笑
私のおばがやっている喫茶店にそっくり。きっと同じ時代なんでしょうね。40~50年前かな。
コーヒーはとてもおいしく、こちらも私は大満足。






本当にゆっくり過ごすことができました。


そしてメインイベントの定期演奏会へ、三の丸ホールです。新しくて素敵。




今回は娘の先生である尾高惇忠先生の曲も歌うというので、楽しみでした。
娘の伴奏しているコーラスグループでも歌ってほしいですね。
こちらも45回という長きにわたって活動されていて、長く続けるということが難しい今、本当に尊敬します。若い子も入団されたようで良かったですね。





そして、終演後はお楽しみのうなぎやさんへ。
その前にまだ時間があるので😆、二宮報徳神社へ行きました。

途中、小田原城のお堀の蓮がたくさん咲いていました。午前中来たらきれいだったでしょうね。







報徳二宮神社です。
名前のとおり、二宮尊徳翁をお祀りする神社です。




白い鳩がお出迎え。



窓ガラスがピカピカで、写真のように背景が写っていました。






報徳二宮神社でお参りして、今度は境内にあるカフェでソフトクリームを食べました。




私、ソフトクリームが好きなんですよね。
おいしかった。
閉店間際だったのですが、別に追い出されることもなく、ゆっくり頂きまして、次のうなぎ屋さんに行きました。






こちらも江戸末期創業、長きにわたって続けられている松琴楼さんです。
予約していたけれども、早く着いてしまったのですが、もう並んでいました。

中は江戸末期から続いているだけあって、こちらも年季が入っている、昔からこんな感じで、変わっていなさそうな素敵な店内でした。
なんだかちょんまげを結った人が食べているのが浮かんできそう。




大伴家持の歌がありました。





「石麻呂に 吾物申す 夏痩せに よしといふ物ぞ 鰻取り食せ 」

意味は「石麻呂さんに申し上げます。夏痩せに良いというものがあります。どうぞ鰻を捕って召し上がりなさい」

石麻呂さんという仲のいい友人に向けた歌のようです。石麻呂さんは名前は吉田老といい、教養のある人物だったようですが、太らない体質のようで、がりがりに痩せていたようで、家持がからかうように?詠んだ歌なんですね。
こんな万葉の昔からうなぎって滋養強壮に良いものとして、既に食べられていたんですね~
私は夏痩せしていませんけど、おいしくいただきました。






まず、骨せんべいがサービスで付きます。これがめっちゃおいしい。
そして飲み物を頼むと塩辛が付きます。これもおいしい。




ここは肝焼きはなく、生肝なんですが、珍しいので1つ頼んでみました。




うなぎが焼けるまで、楽しめました。





うなぎはふわふわで、たれも甘すぎなくておいしかったです。
こんなにふわふわなのは蒸してから焼いているのかな。
ご馳走様でした!

帰りもロマンスカーで。
お土産は箱根のお月さま。
この黒糖饅頭は作りたてなので、本当に美味しいんですよ!




ロマンスカーは前は500円だったのに、今は700円になりましたが、
でも運賃も600円ほどなので贅沢しちゃいました。


大暑にうなぎも食べられて大満足の一日でした。
丑の日はうどんでも食べてますかね笑





コメント一覧

ulala
暑気入ってぐったり。
うなぎで暑気払いできたらいうですね。
ご無理なさいませんように
minamarisatoko13
ulalaさん
なかなか投稿も滞ってて、下に紛れちゃってましたかね、すみません。
なんかこの小田原の後、娘に風邪をうつされた我々初老夫婦、
寝込むまではなかったのですが、咳が出て、寝床でごろごろ。ちなみに夫は寝込んでました。ようやく回復の兆しです。ここのところ、豚肉、牛肉をやめてみていたので、やっぱり体力が落ちたのかしらと、昨日から牛ステーキ(1枚を2人で半分(笑))、きょうはうどんではなく(笑)、うなぎを買ってきました。
こちらの松琴楼さんのうなぎはグラム数で注文なのですが、
写真のは多分250グラムで3300円(税抜き)だったと思います。うろ覚えですみません。これが松竹梅でいうと竹ですね。
松だと300グラムで税抜き3800円です。
ulala
読み落としてたこの記事拝読。
今日土用の丑の日に呼び寄せられましたかしら。
ハモの骨が時にありますが、ウナギの骨食べたことないかも。
生肝も。
きっと老舗ならではの捌き技術なんでしょうね。
ちなみにおいくら?
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