3月11日、史上最大規模の地震と津波で、命、くらし、町が一瞬のうちに奪われた。
さらに深刻さを増す原発事故は、人災の感がする。
3月25日現在、死者は1万66人、行方不明の届け出は1万7443人と報道されている。
被災者でもある私たち助産師は、呼びかけに応えてくれたボランティアの力を借りて、新たな一歩を踏み出そうとする被災地を訪問し支援活動を行った。
支援物資は、ジョイセフ、桶谷式乳房管理法研鑽会からの提供。
物資輸送先は、気仙沼市、石巻市、東松島市、山元町。地元は、多賀城市、塩釜市、七ヶ浜町。
無料配布活動は、「がんばれ!母と子の元気市」、「元気市」と名称を付けて、避難所でもある多賀城市高崎中学校と山元町山元中学校で行った。
輸送先の天真小学校避難所では、女性用下着が欲しかったと喜ばれた。高崎中学校では、ネックのついた下着やパンツが喜ばれた。
被災地や被災地までの車窓からの被災状況は目が当てられなかった。私たちの活動の意義を改めて感じさせた。
いざ、気仙沼へ!
気仙沼での自衛隊による荷降ろし作業
多賀城市高崎中学校での支援物資配布活動
山元町坂元中学校での支援活動に参加した仲間