香納 諒一 川崎警察下流域 を読みました。
2023年1月出版。
時代は1970年代の物語です。場所は神奈川県の川崎市周辺。
多摩川に一人の死体が見つかり、そこから事件が始まります。
元漁師、その家族、政治家の息子、殺し屋、やくざ などが登場し、主人公 川崎署
車谷一人こと デカ長が個性あふれる部下を引き連れ、捜査を進めていきます。
読みどころ満載の小説ですが、その中で、人間味あふれる刑事たちの発言や行動に感動を覚えました。
又、ストーリーも事件解決と思った矢先、次の展開に移るといった、最後まで行きつく暇が
ない面白さでした。
この作者のほかの作品も読んでみたいと思います。