さようなら・・・アストラ

私がアストラと出会ったのは1992年のことでした。
バス停の前の駐車場で見た瞬間、なんて可愛い車なんでしょ！って一目惚れでした。
でも車種はもちろんメーカーもわかりません。
翌年、新聞広告にどーんと写真が載っていたのを見つけた時の感動は忘れません。
すぐにディーラーへ行き即金で買いました。
３年後、車検を前にしてエアコンパネルが故障してしまったのですが
モデルチェンジされて売っていたのがこのアストラスポーツでした。
試乗してみたらなんとよく走ること！
円高の影響で前よりちょっと安くなっていたのもありまたまた買ってしまいました。
それから10年、私の手足のように自由に動くこの車を愛し乗り続けてきました。
動かなくなるまで乗るつもりでしたが、どんどん維持費がかかるようになり
もう私の手に負えなくなってきました。
でも欲しい車なんてない、私は次は何に乗ればいいんだろう・・・。
と、思っていたときに旦那の軽を見にダイハツへ行ったんです。
軽ばかりだと思っていたダイハツに普通車がありました。
見た目もそんなに悪くないし、うさぎがたくさん載せられそう。
試乗してみたらエンジンは小さいけど普通の道はちゃんと走る。
で、買うことにしました。
トヨタにも名前が違う同じ車があるようです。
私はテレビを見ないのでCMも知らないし初めて見た車でした。
その車を昨日もらってきました。
取りに行くときだんだん空が暗くなり、夕立が降ってきました。
アストラが泣いているのかな。そんな気もしました。
新車の説明を聞いて帰るときに最後の写真を撮ってきました。
今まで本当にありがとう。
これほど愛せる車にはもう出会えないかもしれないです。