いろはにほへと

ちりぬるを

続.源夢さんの置手紙

2024-03-05 10:50:02 | 日記

 

季節

 

 

夢から木花村へ

出会いとご縁と別れと

その時々に

見て綴りし繋いで

 

破れた紙の

裏表に

吹く風を

季節と言うらし

 

幻夢を

源夢と

名付けて

いつしか

歩く人となりし

 

その姿さえも

消えそうな朝

桜咲く高野に

辿り着くまで

季節は巡らふ